そろそろ、肉体的にも出産を考えるとカウントダウンが聞こえる年齢になってから、
以前付き合っていた彼氏と婚約はしたものの、外的要因と内的要因の両方があって、
結局婚約破棄してから男っ気がない私を心配しているのがよく分かる。
自分としても、いつまでもこのままじゃ悪いなという気持ちがあったので受けてみた。
一人目は、お断りして、二人目は、びっくりするほど楽しかった。
何度か会ってお付き合いすることにした。
遠距離なのもあり、頻繁に連絡は取れないが、話す度に共通項が多くて驚いた。
見合いという形式ではあるが、完全に、恋だった。
数か月して、会いに行った。
一週間以上一緒に居るのは当然、初めての事。
それでも、出した結論は、双方とも「お断り」。
この人と結婚することは多分出来る。
しかしそれを続けるのは無理だと思った。
周囲は驚いたが、内容を聞くと賛成し、「結婚しなくて良かったね」と口をそろえて言う。
自分でも納得はしている。これで良かったし、この選択以外有りえなかったとも思う。
それでも、どこか心に穴が開いた状態が続いている。
そのうち時間が解決するさと思いながらも、ためしに婚活サイトに登録してみたが、
登録したばかりの会員への「ご祝儀メール」が何十通と来ているが、冷めた目で見てしまう。
偶然来月また同じ場所に行く事になったが、その時に彼が現れて、なんて、
使い古した少女マンガみたいな展開を夢見たりしている。
もうそんな歳でもないのに。
そんな自分に苦笑しながら、一日一日が過ぎるのをただ、待っている。
こんな日の事をいつか笑える日が来ることを願っている。
※追記※
具体的には話せませんが、断った理由は、一言で言えば「歩み寄る姿勢が見られない」事です。
考え方や価値観の違いはあって当然ですが、それを双方認識した上で歩み寄る作業はしない、
寧ろそういうものは歩み寄る以前の問題だと言った事が決定打でした。
わざと濁してるのだとは思うけど、 周囲は驚いたが、内容を聞くと賛成し、「結婚しなくて良かったね」と口をそろえて言う。 の内容をできれば知りたい。
※追記※ 具体的には話せませんが、断った理由は、一言で言えば「歩み寄る姿勢が見られない」事です。 考え方や価値観の違いはあって当然ですが、それを双方認識した上で歩み...