2013-02-21

http://d.hatena.ne.jp/dergeist/20130220/1361377902

 

つるぺた」は元々がローカル隠語から正しい意味が調べられなくて、変になるのも分かる。

しかネット上の創作文などを読んでいると、その界隈でだけやたらに広まっている日本語誤用というのがある。

辞書を引けば間違いに気づくはずなのだが、比喩などに使われることも多いせいか、一向に減る気配が無い。

気になりだすとそっちにばかり目が行き、作品を楽しめなくて困る。

以下吐き出し。なお、観測範囲としてはBLオリジナルファンタジーなどが多い。

 

■「二対の瞳」(または翼、角など)

「闇に浮かぶ二対の瞳」のように使われる。

「対」という単位について誤認があるようだ。

最初に見たのがファンタジー作品内だったので、目が4つある種族かと思ったが、読み進めたら普通に2つだった。

 

■「下肢」(ペニス表現として)

「○○は××の下肢へと手を伸ばし…」のように使われる。

Yahoo!辞書で下肢を引くと「人の足。脚部。また、4本足の動物の後ろ足。後肢。」となっており、私の認識でも「下肢=足」であったが、一部では完全にペニスを指す言葉になっている。

これも最初見た時は太モモでも撫でているのかと思い、次に「三本目の足」的な比喩かと思ったが、そうでもないらしい。

というか、うら若い乙女(多分)が揃いも揃って、そんなオッサン臭い比喩を使っているとは考えたくない。

 

■「双璧」(二つの壁?)

「まさぐる指が双璧を割り入って…」のように使われる。

いやもう完全に壁だと思われてるよね。壁違うよ!璧だよ!

タマを割り入ったら痛すぎるよ!

 

表に出て来にくい分野で、若い作者も多いため、間違っていても訂正されず蔓延するのだろう。

最近では、このままガラパゴス的に進化していく様を見守るのも、面白いかもしれないと思っている。

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