http://d.hatena.ne.jp/dergeist/20130220/1361377902
「つるぺた」は元々がローカルな隠語だから正しい意味が調べられなくて、変になるのも分かる。
しかしネット上の創作文などを読んでいると、その界隈でだけやたらに広まっている日本語の誤用というのがある。
辞書を引けば間違いに気づくはずなのだが、比喩などに使われることも多いせいか、一向に減る気配が無い。
気になりだすとそっちにばかり目が行き、作品を楽しめなくて困る。
以下吐き出し。なお、観測範囲としてはBLやオリジナルファンタジーなどが多い。
■「二対の瞳」(または翼、角など)
「闇に浮かぶ二対の瞳」のように使われる。
「対」という単位について誤認があるようだ。
最初に見たのがファンタジー作品内だったので、目が4つある種族かと思ったが、読み進めたら普通に2つだった。
「○○は××の下肢へと手を伸ばし…」のように使われる。
Yahoo!辞書で下肢を引くと「人の足。脚部。また、4本足の動物の後ろ足。後肢。」となっており、私の認識でも「下肢=足」であったが、一部では完全にペニスを指す言葉になっている。
これも最初見た時は太モモでも撫でているのかと思い、次に「三本目の足」的な比喩かと思ったが、そうでもないらしい。
というか、うら若い乙女(多分)が揃いも揃って、そんなオッサン臭い比喩を使っているとは考えたくない。
■「双璧」(二つの壁?)
「まさぐる指が双璧を割り入って…」のように使われる。
いやもう完全に壁だと思われてるよね。壁違うよ!璧だよ!
タマを割り入ったら痛すぎるよ!