田舎論で盛り上がっているようだけど、結局各人の描く「田舎」が違いすぎて笑えるよね。
結局、都会にアクセスできる人は、そのアクセスしてきた都会に比べて自分が住んでいる所が田舎であればそれが「田舎」になっちゃうんだね、っていう。
まぁ、それは仕方ないけど、なら本当の「田舎」に住んでみろ、って言いたくなるよね。
私の実家は
・公共交通機関が発達していない。鉄道は電車ではなく気動車で、潰れそうな第三セクターがやっている。ダイヤは年々減り続け、ついに昨年のダイヤ改正で1時間に1本になった。
・だから、都会へのアクセスが非常に悪い。"町"に行くには40分ぐらいかかるし、"街"に行くのは1時間半かかる。"都会"に行くのは2,3時間は必要だ。
・スーパーがしょぼい。コンビニよりちょっと広めかな、っていうレベル。購入できる商品は限られる。
・書店もしょぼい。
・コンビニが遠い。
・一面の田園風景。
・地域内に買い物スポットは存在しない。しょぼいスーパーに車で20分走らせて買い物。
という、まさしく「田舎」。
どっちも田舎も、雇用がないからどんどん人が出て行ってて、正直田舎にもう未来はないよね。どうしようもない。
この前秋田の雪かきツアーが「嫁探しじゃん!」と揶揄されていたけれど、嫁探しとかではなく農村(田舎)を研究している学者は大真面目にあれが田舎の発展につながると考えているんだよ。