2013-01-07

大学6年間(院2年)の恋愛の記録

  

大学2年の末、サークルの同期を好きなことを自覚し、それまでいた遠距離彼氏と別れた(関係は冷めていた)。

告白されてしか付き合ったことがなく、自分から人を好きになったのは初めてだった。

每日のようにサークルに顔を出した。その同期に会えることが全てのモチベーションだった。

ただ、執行代を迎えてサークル内もピリピリしており、そのとき最高責任者の役職にあったその同期を支えようと心に決めて頑張った。夜通しの会議を含めた仕事も練習も、それだけを考えていた。

折しも同期には別の好きな人(後輩)がいることが知れ、執行代が終わるころに晴れて結ばれていた。

同期の仕事パートナーとしてサークルに貢献していた自分は、彼女ではできない役割に就けたことを唯一の自尊心に変えて、表で彼を祝福した。

その直後、別の人から告白され、またも好きではない人と付き合いを始めた。今でもその同期のように自分からすごく好きにはなっていないし、私が同期が好きだったこと・付き合うとき彼氏を好きではないことは前提として納得した上だったが、生活のクセや趣味や食習慣などが面白いほど一致して、一緒に生活をするならこの人が一番だと思った。

  

そして時は過ぎ、サークルは終わったが、社会人サークルでまで同期の仕事パートナーとして重要な位置に就くこととなった。

それは自分から言い出したことではなく、またも重要責任者に就いた同期の鶴の一声だった。

そうやって求められたことが、本当に嬉しかった。彼女ではできない、彼の仕事を支えたいと思ったことが懐かしい。飽き性の私にしては、珍しく初志貫徹となっていて驚く。

今でも自分から好きになったのは彼だけだと思う。彼氏は一緒にいて居心地がよかったが、もし同期と付き合えばそう上手くいかないだろう。彼氏とはお互いの過ごしやすさを求めて話し合いも積極的にできるが、きっと私は好きな人と付き合えば嫌われるのが怖くて全部我慢してしま性格だろう。だからこれで良いのだと自分に思い込ませていた。

  

彼の状況を判断する的確さ、仕事に対するストイックな態度、人に媚びず自分の意思を貫く強さ、そういうところがすごく好きだった。

喧嘩別れする恐れもなく、彼の好きだったところを傍で見ながら、思う存分好きな仕事で彼を支えられる(仕事では思う存分言い合えるのだから不思議だ)。

役職が決まり、そんな恋愛も悪くないと思うこの頃である

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