2012-12-22

年齢らしい(または似わぬ)青匂いことを書く。

僕は今、小さな会社所属している。ぶっちゃけ先の見えない((実際のところ僕は精々二三年が限界だろうと踏んでいる))とても小さな会社だ。
日々の業務は相当自由にさせて頂いており、全く文句がないと云っても差障えないくらいには厚遇されている気がする。
フリーランスとしてプラプラしていたところを拾って頂いた経緯もあり、せめてもの先細い会社が滅びる日までお供しようかとさえ思っているくらいには会社に恩義を感じていた。

その恩義も最近では薄れつつある。来年 1 月より課長職へ昇進することが決まったのだ。

当然のことではあるが、役職には相応に負うべき責務というものがあり、会社から繰り出される糞みたいな要求も、ある程度は我を殺して従わなければならないこともある。
というか(それを見越しているのか)現時点で、最近「それ」を要求されること露骨に増えており、ぶっちゃけまじありえない要求ばかりで、いつもの僕ならさっさと退職して会社生活という名のクソゲー放棄している頃合いのはず。
でも辞めてないのが今の時点での事実だ。僕はこの後どうするべきだろうかと頭を悩ませている。


考えられる対応ひとつは、昇進を辞退して何時でも抜けられる体制を用意しておくことだ。たぶん課長職に進まなければ責任は発生しない訳だし、今まで通りの生活が期待されるのではないだろうか。
しか会社から見た場合、この対応は宜しくないような気がしている。
上記の通り、枯渇しつつあるとはいえ、多少なりとも「会社が喜ぶよう事を運んでいきたい」そういう気持ちはあるので、積極的にこの対応は取りたいとは思っていないのが正直な印象である。


他の対応としては、高額な(それも定期的な)収入のために、ここはひとつグッと我慢して嵐が過ぎさるのを待つことが挙げられるだろうか。
嵐が過ぎ去った後のことは予想が難しいが、少くとも最も手堅くかつ賢明対応ひとつかもしれない。

だがしかし嘆くべきかな、僕にはそれだけの賢さは持ち合わせていないようにも思われる。何せ「我慢するだけの理由が見当たらない」のだ。実際問題として守るべき家族を持たず、支払うべきローンもない浮き草みたいな若者に、自身の信念を捻じ曲げてでも、ぐっと歯を食いしばり瞳を濁らせながら日々の業務を全うするだけの理由があるだろうか。僕はないと思う。嫌なら辞めてしまえばいいのだし、生活できなくなったならくたばればいいだけのことで、それが大した問題だとは僕には感じられていない。


僕のちんこはここ十年ほど仕事をしていない。とりあえず家でも買うべきなのだろうか。
  • 取締役でもなけりゃやめたあとの責任まではもつ必要ないような。 課長になってやめるのに引け目を感じるのなら、課長昇進はうけておいて、後進を育てて自分の穴はふさげるようにし...

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