2012-01-16

一眼レフでオ◯◯ー気持ちいいお( ^ω^ )

写真を撮るようになった。

別に撮影趣味になったわけではない。

日常を押さえて歩くほど暇ではないし、そこまで繊細な感性も持ち合わせていない。

旅行スポーツ観戦、帰省、友人・親族結婚式、…etc.

なにかイベントがある度、カメラを持ち歩くようになった。

昔は写真が好きではなかった。

撮影者は今その瞬間の世界にあえて没入していないと思わせ、実のところ望んで没入することができない、なにか傍観者であることを肯定している人のように思えた。

写真を撮る人は、客観視できることの優位性を示すような、冷めていることを美徳とするような、リアルでない世界の人だと思っていた。

後で写真を見返して、当時を振り返るのは、現実現在からの逃避だとさえ思っていた。

今ならよくわかる。

未来は暗い。

撮影の瞬間に失うリアリティ以上に、現在リアルでない。

撮影の瞬間思っていたことを、その瞬間生きていたことを、確認したい。

写真を撮らなくなったとき、僕は生きているか、死んでいる。

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