「置換群」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 置換群とは

2021-02-23

anond:20210217233449

数学研究者になるような人はみんなフィールズ賞とか取れるチャンスはある。

そう言われると、そりゃ可能性って言えばゼロじゃないけど・・・くらいの受け止め方になってしまうな。

理Iに入れる人は頑張れば数学者になれる、っていうのは、まあ頑張れば数学修士取るくらいは出来るよね、

というのと、ポスドク重ねつつもどこかでどこかで大学教員になって研究職として生活していけるよね、

というのでは意味合いがかなり変わってくるというか、後者も確かに頑張れば可能かもしれないけど、

本当にそれ頑張っちゃう自分の適性はよく考えた方がいいよ? という感じ。

努力も才能のうちみたいな面もあるけど、数学に限らず研究職を続けていくには「情熱」が欠かせないというのと、

個人的経験として東大理I受験数学としての一通りのことをミスの無いレベルで身に付ければいいだけで(二次試験で全問完答できる必要もない)、

そこから先の数学的な概念操作についていけるかは、かなり相性に左右されるところだと思う。

特に受験数学では置換群さわりしか出てこない代数学(群・環論)は、受験微積行列計算とはかなり異なる世界なので、

大学で解析と代数の両方を抵抗感無く楽しめるなら、その「楽しい」を伸ばしていって数学専攻するのも適性あるかもね。

苦手意識ありつつも努力してちゃんと克服できるなら、それはそれでタフネスガッツがあって素晴らしいんだけど、

その強みは数学に限らず広く役に立つ武器なので研究職に思い入れが無ければ就職したら? と思ってしまう。

自分理I入った時は数学好きだったけど、その後に東大数理(修士)まで行ったうえで、これ以上数学を専攻していくのはムリだな、

周りの人が優秀だし真面目だし自分はそこまで数学きじゃなかった、研究情熱を傾けられるほどの思い入れが無い・・・

と諦めがついて就職したドロップアウト人間なので、数学研究し続けている人は尊敬応援しています

 
ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん