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2008-10-21

続、 外国古典文学って

http://anond.hatelabo.jp/20081020231740

増田です。

http://anond.hatelabo.jp/20081021145310

増田の言ってるような構造ってやっぱりあるのか。俺はリアルではそういう体験したことないけど(何せ相手がいない)、ネットではそういうのも時々見かける。

それだけじゃなくて、少々わかりにくいし意味だってどうとでも取れるから、適当なことを言ったらバカにされそうだし、背伸びしてこむずかしいこと言ったら相手が「うーん」とか言って黙り込むし。たまに原典厨がいて(帰国子女外国語が得意な人に多い)、日本語訳しか読んでないくせに偉そうに語るなと陰で言われることもある。ある意味間違いではないけど、そういうこと言い始めたらなにも始まらない。

とか

それから、読んだことの見栄や既得権意識邪魔してる。今でも憶えてるけど、僕が高校生の頃ライ麦畑でつかまえて学校図書館で借りたら「おっ、ライ麦か、ふーん」と読書家の友達からちょっと上から目線コメントされたことがある。

似たような感じだとドストエフスキーだったら3作読むだけでも大仕事なのに、「地下室読んでないの?あれは基本だろ!」とか「死の家の記録は彼の転換点なんだから、読んでないなら彼を語るな」とか「ニーチェも読んだ?バフチンは?読まないとダメだよ」なんていくらでも言われる。

こういうテンション。というかノリ。

正直あんまり好かない。原典厨とかはそれ自体はわりと正しいから余計に。

それでちょっと小難しいことを考えたり言ったりすることとかについて、俺なりに考えてみた。そしたら、俺のやりたいことについてもちょっと思いついたので書いてみる。

小難しい論を展開するのは別にかまわない。それが面白いと思うことだって結構あるし。でも、初めて読んだ本の感想って、もっと感情的だと思うんだ。

たとえば、「カラマーゾフの兄弟」の兄弟にはそれぞれが別々の近代思想を体現している、とか言うでしょ。でも、初めて読んで感動した人は「この兄弟は近代思想を体現している!」って感動するだろうか?

シェイクスピアの「リア王」を初めて見て「リア王とエドガーの悲劇の対比構造こそ感動の要因だ!」って思うかな?

思わないと思う。「良くわかんないけど面白かった。」「このシーンで燃える。」「この台詞サイコー!」こっちの方が多分リアル

小難しい論はここからその感動の理由探した結果だと思うんだ。「どうして面白かったんだろう?」「このシーンは何でこんなに燃えるのかな?」「この台詞はどうしてこんなに心に響くんだろう?」

この理由探しは面白いと思う。やりたくなる気持ちもすごくわかる。でも、他のジャンルだったら、その理由探し自体を共有したり、理由探しなんざほっといて、ただ自分の好きな台詞や場面を共有したりしてる。のに、古典文学ではそれが出来ない。

アニメとか漫画で、オタクが「○○たんマジ萌え」とか言ってるのは理由探しなんてほっといてる例だよね。「萌え構造とは!」とかもやってる。あいうのが俺はうらやましい。ああいうことがやりたい。

でも、古典には先人がいて、理由探しは散々やってるんだよね。だから、それも出来ない相談なのかもしれない。

なんかそう考えてると、ちゅっと悲しくなってきた。

外国古典を気軽に話題にする難しさ

http://anond.hatelabo.jp/20081020231740

シェイクスピアヘッセトルストイヘミングウェイホメロス ドストエフスキー

この中だとヘッセ以外ならだいたい読んだよ。

ホメロスって長くて面倒だけど結構おもしろいよな。

神様につく枕詞がいちいちかっこいい。物語自体の意味なんてわからなかったけど、ホメロス読んでると現代文学がおもしろくなる。ジョイスだったり。

たしかに自分のまわりにもほとんどいないな。文系だけど。

でも、もし語れたとしても語る内容が重くなるから気軽にはなせないんだよね。

それだけじゃなくて、少々わかりにくいし意味だってどうとでも取れるから、適当なことを言ったらバカにされそうだし、背伸びしてこむずかしいこと言ったら相手が「うーん」とか言って黙り込むし。たまに原典厨がいて(帰国子女外国語が得意な人に多い)、日本語訳しか読んでないくせに偉そうに語るなと陰で言われることもある。ある意味間違いではないけど、そういうこと言い始めたらなにも始まらない。

本当はドストエフスキーは笑えるほどおもしろいらしいね、大学先生が言ってた。それなのに、私小説あがりの陰気な日本文学史の態度で読むのが(インテリの)マナーみたいになってるからみんな難しい顔して読まないといけないようになってしまってると僕は思う。たとえばアメリカビートあたりはもっと楽しく読めるけど、そういう明るいのは正当に評価されないし。実験作品でも笑えない言葉遊びだけが文学的に評価されて笑える言葉遊びは評価されてないと思う。

それから、読んだことの見栄や既得権意識邪魔してる。今でも憶えてるけど、僕が高校生の頃ライ麦畑でつかまえて学校図書館で借りたら「おっ、ライ麦か、ふーん」と読書家の友達からちょっと上から目線コメントされたことがある。

似たような感じだとドストエフスキーだったら3作読むだけでも大仕事なのに、「地下室読んでないの?あれは基本だろ!」とか「死の家の記録は彼の転換点なんだから、読んでないなら彼を語るな」とか「ニーチェも読んだ?バフチンは?読まないとダメだよ」なんていくらでも言われる。読んでることが既得利益になってる、情報ならなんでもそうだけど。そうやって見栄を張るための道具になってて、さらにはプロ批評家同士が勉強不足をなじることで議論に打ち勝って原稿料をせしめるというシステムすらあるから、なかなか声に出しずらいんじゃないかと思っている。別にアホな感想でもいいから気軽に楽しく読んで話せたらいいのにと思うけれど、そういうつっこみが怖くて誰も語らないからどこに行っても話題にならない。

結局読書自己完結なんだから良いのかもしれないけど、読書は上からありがたく拝見させていただくだけ、という図式になってるのが問題なのかなと思う。この形式は読書感想文なんて最たるものかもしれない。一人で静かに書いて先生にみてもらう。そして先生が採点する。そういうのより、みんなで3冊ほど読んで、昼ご飯食べながら2時間くらいしゃべったりしたほうが、活字離れはなくなるはず。逆にマンガみたいなのは下からの支持があって成立するからみんながわんさか話し合って業界全体が盛り上がれる。ただし、みんなにみてもらわないと成立しないというのは弊害もあって、萌えなんかの要素に頼ったり、似通った感動パターン作品を量産してしまう欠点はある。そういうのがあって深みがないだとか他の分野から言われることもあると思う。ライトノベル携帯小説の強みは楽に読めて楽に人に勧められる点にあるのかもしれない。

殴り書きしてみたけど、こんな感じかな。

もしかしたら、こういう風にきまじめな分析をしてみたがること自体が気楽に話せなくなる理由の一つかもしれないけれど。

とりあえず、ここで気楽に話してみたらどうよ?

2008-09-24

IT 系に内定してる奴だけどエンジニアの未来サミット感想感想

未来サミットなんて、技評の話だしまるで興味無かったんですが、

感想を書くと皆読むらしいので感想を読んだ感想を書きます。


未来ということなので、これから作る世界の話をしたら面白いんじゃないですか。

そしてそれにどう関わっていけるのかを。


あと、少しは暗い話をされないと普通、信用できません。ノーリスクノーリターンだと思ってますから。

リスクとリターンを言ってください。

どうすればリターンを得られるかとかは、その次の話です。

そんなん無くても生きていけるってぐらいの情熱を持ってる人しか来て欲しくないんですか。

それが適性だとでも思ってるんですか。どこの社長だろう。

みんなコンピュータなんて所詮道具だと思ってるんですよ。

誰かが作ったものを便利に使えればいいって、消費者気分になってるんですよ。その原因はお前らだよね。

俺たちの世代で言えば、お前らは乗り遅れて主導権を握れなかった間抜けであって、

外資に媚売ってるハエに何を言われてもこっちがイラッと来るのは、それは仕方無いよね。

これこれこうこうで世界獲ったわって描くのさえ不可能なのを見ると、日本でこの業界語るのは無理かなって。

海外カンファレンスとかの取材のが気になるんだけど。

日本では無理ですねって再確認。

こんだけ書いたんだから naoya さんのサインください。

2007-11-30

此頃はてなニハヤル物

此頃ハテナニハヤル物

幼稚 暴走 偽紳士

Masaoト 梯子ガ オフ騒動

生煮エ penkun SeiSaguru

AyanoIchijo 背負イ投ゲ

Masao 遁走 ソリャソウサ

本領発揮ノポトラッチ エントリ入タルmuffdiving

ライ麦 キャッチャー サリンジャー スグ逆上スルアレハsho_ta

gooノ管理沙モナク ululun一鳴キ斡旋所

ヅケドダンマリホカノヒト

夢モカナイヌモテ

ダイアリ交ワリ危ウシヤ

二条河原の落書 - Wikipedia

2007-11-01

Dr.STRANGELOVE博士の異常な愛情 って訳した人は、 Catcher in the rye を ライ麦畑で捕まえて って訳した人並にセンスいいと思う

2007-08-01

ラッ!!!!!!

イ麦畑で捕まえて』って単に変な事が書きたかっただけなんじゃないかと思う。

同情を誘う変態思考が書きたい。何の媒体に乗せて書こうか。

16歳少年にしておこう。ライ麦畑のできあがり。

こんな風に思えてならない。

主人公若者だけど、別に若者でなくても良かったかな、と思う。

でも『一般的な常識』というオブラートに包むなら若者を使うしかない様な気も。

とにかく、同情の余地を残して変態思考を書き出し、

更に次が予想できないという展開の斬新さを出す事も巧い『ライ麦畑で捕まえて』は傑作だと思います。

2007-04-17

Re: re:肉なんか食うのをやめたほうがいいな。

おれもやったことがある。

半年で7キロくらい痩せたかな。

炭水化物だけ減らしたわけじゃないけど、炭水化物は意識的に減らしてた。といっても全然食わないわけじゃない。ご飯は茶碗半分、とか、ジャガイモはなるべく食べない、とか。食事の量全体を減らすのではなく、食品の種類を変える、という感じだから、ほかのダイエットよりはやりやすいかもね。

また炭水化物にもいいものと悪いものがあって、GI値とやらが高いのは太るらしいと聞いたのでそれにも気を使っていた。

× うどん   ○ スパゲッティラーメン

× パン    ○ ライ麦パン

× ごはん   ○ 玄米

× じゃがいも ○ さつまいも

× かぼちゃ

× トウモロコシ

みたいな。

ただしこれで痩せる痩せないは体質にもよるらしい。ちなみに俺は完全に内臓脂肪型。

とりあえずハゲることはなかった。

ま、ダイエットやめたら元にもどっちったけどね。

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