無職になって2か月が経った。
いや、徒歩圏内というのは一般的な意味での徒歩圏内じゃない。「無職者にとっての」徒歩圏内だ。
それはまぁいい。
別に学習意欲が旺盛なわけでも、知的好奇心に溢れているわけでもない。
ただ、何もせず一日を過ごしてしまうと16時くらいから窓の外が完全に暗くなるまでの数時間、心の中の小さなハムスターがシクシクと泣き出してしまうので彼を慰めるために図書館に出向いている。
ところで、近所に「旭小学校」という小学校があって、図書館で「郷土の歴史」的な本を読んでいたらその由来が解説されていた。
その小学校は近隣の三つの村から子供が通うために作られたもので、学校の名前をどうするかでもめていた。
三つの村がそれぞれに自分の村の名前を小学校の名前にするべきだ、と主張していたそうだ。
ある夜にそれぞれの村の代表と校長が学校に集まり、喧々諤々の論争を行ったが、ついに結論が出ることなく朝になってしまった。
その時、窓の外の雪が積もった校庭に朝日が射し込み、なんとも美しい風景が、会議で血眼になっていた参加者の目を奪った。
奇しくも、その日は「9日」。
校長は言った「今日は明けて九日、九日を記念し、各々の主張は押さえ、この文字を組み合わせて『旭』という校名でいきましょう」
村の代表たちは皆賛成し、それ以来この小学校は「旭小学校」という名前になったそうだ。
いい話だ。
なんとなく感動的な気もするが、よく考えると別に徳の高いことは行われていない。そこがいい。
つまり会議は宿命的に平行線をたどる他ない、そんなことは参加者全員が分かっていて、でも会議を続けるしかない。
責任、疲労、うんざり、投げやり、そんな空気のグラデーションを経て、さっと射し込む朝日を見て、校長は「いまだ!」と思ったに違いない。
そして各村の代表も、正直「助かった!」と思ったのではないか。
いいじゃないか、旭小学校。うん、いいよいいよ。それでいきましょう。いやぁ良かった、良かった!はぁやれやれ、やっと帰れますな。
という声が聞こえる気がする。
今も昔も、大人たちの「面子」と「ちょっとの投げやりさ」で色々なことが適当に決定されている。
そんな世の中で自分を追い詰めても仕方がない。
そのハムスター、大切にしてくれ 大概の人は殺してることに気付かず、心にlハムスターの死体をぶら下げながら生きてる
おれが最初にそのハムスター殺したのいつだっただろう? わりと早かった気がする
暇人はいいなあ 税金は払えよ?
へけっ
最近なんか無職増えてない? 実は不景気になってきてる?
無職だけどもう転生するしかないと思ってる…😟
倒産過去最多だぞ 年金事務所の取り立てが厳しいらしい
どこも人手不足なんだから文句言ってないで働けや。 こんだけ売り手市場で、いま働いてない奴らは単なる怠け者だぞ。
応募しても働かせてくれないんだよなぁ
人手不足だから使えない奴は採用する余裕はないよ 当たり前
それは日本語がおかしい
人材不足かな?(横から失礼)
てにをはを間違えたので直しました
この国の経営者は本気でこう考えているという事実
素敵なメンバー懲戒するぜ!
は? 岸田総理大臣閣下の治世に文句でもあんのか? 減税していただけることを表明してくださったばかりだが?
相模原市立旭小学校だな https://megurihou.com/2021/02/09/asahisyougakkou-2/
無職って、ケータイ忘れた日に電車から見る景色で感性が豊かになるのと同じような気持ちになるのか
村立尋常高等相原小学校からの改名 http://www.greenrotary.jp/green/what/20030111mh.htm
意地悪な面接官「その小さなハムスターは当社にとって有用ですか?(苦笑)」