2024-02-21

液タブとか教本とか、絵に関する機材や教材を全部売った。

トータル15万くらいにはなった。

絵を描くのが昔から好きで趣味で描いてたが、上達はせずSNSの発展にともなって、凄い絵師が皆自分より年下であることが可視化されて焦りも出てきて、色々な講座を受けたり、教本を買い漁ったりして努力はしたつもりだった。

だけど結果には繋がらなかった。講座を受ける際に知り合ったみんなが1万いいね、2万いいねを叩き出す中、私は跳ねて10いいねが精一杯で、9割は全く反応がなかった。

それでも絵は描き続けた。絵を描くのは好きだったし、私の推しは人気がなく、供給がないので自分供給するしかなかったのだ。

しかし、同じ推しを持つ人から、先日「別に、〇〇さんが頑張って手描きにこだわらなくてもいいんじゃないです?ほら、今はAIとかもあることですし^^;;;」と言われた。

気づいてみれば、私の推し名前検索すれば、私の描いたヘッタクソな絵で、TwitterPixivもすっかり埋まっていた。彼女がそれを邪魔くさく思っていることは明白だった。

流行に疎い私は生成AI能力を知らなかったのだが、試しに少し調べてみて1時間程触ったところ、私が一生かけても到達し得ないレベルの絵をほんの数秒で生成できる。1時間で私が1年かけて描いた量の3倍の様々な推しの姿が生成された。キャラの細かい装飾や特徴まで完璧再現されていて非の打ち所がない。

潮時だと思った。何年経ってもちっとも上達せず、推しをかっこよく描いてあげられない苦しみから逃れる為にもがき、そして描いた結果が、同じ推しを持つ友人から邪魔くさく思われるより、生成AIに全て委ねる方が私も幸せだし、友人も幸せになる。

その夜、pixivTwitter連携していたサービスを全て退会し、クリスタのサブスクも解約、保存していたデータも全部消した。一冊一冊教本の写真を取ってメルカリに出品していく間、涙が流れたが、どこか解放感があった。

そうして2週間かけて、全ての絵を描く道具と参考資料を処理しきった私に残ったのが15万だった。

どうも生成AIパソコンで動かす方法があるようで、スペックとかを調べた限り、30万くらいのパソコンであればそれなりに快適に動かせるらしい。

この15万に貯金を足してパソコンを新調し、パソコン時間の許す限り自分専用の推しを生成しながら余生を過ごそうと思う。

  • 阿呆だなあ 手書きで構図作ってそれをi2iした下書きを手書きで清書するのが今のトレンドなのに 思考が浅い人ってこうだから…

  • 正直ファッション絵描きなら Androidのペン付きタブレットとかで充分だと思うわ。

    • ファッション絵描きになりたいんだけどおすすめのタブレットってありますか?

  • 願望小説か

  • どのくらいの実力なのか分かんないから とりあえずimgurで自信作をうpしてみて

  • こういう人って結局活動に芯がないんだよな チヤホヤされたいのか自分の作品を自分で振り返って満足できればいいのか金にしたいのか自分自身でわかってない 自分の望みが分かってれ...

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