2024-02-10

女に生まれて本当に良かった

SNSの男女論で主張されている「女は男より気楽に生きれる」という考えをひしひし痛感しながら生きている。

まず、私が金持ち立場の強い男などに媚びを売るような売女であると誤解しないでほしい。そういう女は卑屈な弱者男性よりも嫌っている。

私は幼いころから美少女ゲームに興味を持ち、そこからずっとオタクである中学生のころTwitterを始め、美少女ゲーム好きのFFと関わりを持つようになった。

Twitterを始めると普通純粋中学生が知らないであろう深く暗い世界が見えてくる。美少女ゲーム界隈は上記のようなあばずれ女を敵視し、私も同じように嫌悪感を抱いた。人生難易度に男女の性差があっていけない、という純粋な心からだった。そこからオタクの浅い反フェミニズムに沈み込んでいったのだ。心なしか性格もどんどん卑屈で暗くなっていき、女子特有のおしゃれなども嫌悪するようになった。周りと違って女らしさがないことが自分アイデンティティと思っていた。

しかしある日、「せっかく女の子に生まれたからおしゃれをしてみよう」と思い立ち、身だしなみを整え、洋服メイクに関心が出てきた。

ここがターニングポイントだったと思う。この考えに至って本当に良かった。

身だしなみを整えると少しずつ自分に自信が出てきて、友達が増え、性格が明るくなった。

「女はそこまでブスじゃなかったらモテる」とよくあるが、これは本当だと思う。両親からもらった平凡な容姿のおかげで男性の多いバイト先では可愛がられたり、恋愛もできた。

最悪のオタクだった中学時代よりはかなりマシになれたのだ。

「もし私が男だったら」と考えるとゾッとする。「おしゃれなんてこんな容姿いいわけでもないただのオタクがやっても惨めなだけだ」と思い込んで自分改善する機会を失い、今でも最悪な卑屈なオタクのままで浅い反フェミニズムに入り浸っていただろうと容易に想像がつくからだ。

今でも女叩きで鬱憤を晴らしている弱者男性を見ると、本当にいたたまれない。自分ではあの人たちを救えない。

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