2024-01-13

スピ系へ抵抗したのがキリストなのかな?

イエス・キリストが出る前のユダヤ教徒は、病人障害者を「前世のせい」「自分のせい」と言って助けなかったよね。近寄るもの汚らわしいという態度で(接触感染する病気もあっただろうからこの態度は経験上仕方なかったのかもしれない)。そういう人々に手を差し伸べて救ったのがイエス・キリストだった。

当時のユダヤ教徒、あるいは信徒というほどではない市井の人々の考え方はスピ系寄りで、それに抵抗して生まれたのがキリスト教だったのかな。

キリスト教では前世否定するし、この世の行いによって天国と地獄仕分けされると教える。神が天地を創造して、人間自然の一部ではなく支配者で、愛する人天国で再会することを願いながら人は死んでいく。

イエス・キリスト実在したのか、病を癒す奇跡があったのか、事実はわからないけど当時弱者救済思想必要とされ、支持される基盤はあったんだろうと思う。

イエス・キリストが登場する前の中東には前世思想があったのかな? キリスト教の普及でそれは下火になってしまった?

日本のスピ系は仏教用語を使うけど仏教はスピ系に近い部分もあるのだろうか。前世とか輪廻転生とか。スピ系が仏教思想を利用しているのだろうか。

スピ系と宗教の一番の違いは「今苦しんでいる人に手を差し伸べようとするかどうか」の気がする。

宗教道徳部分が多いから、助け合おう、罪を許そうなどと教えることが多い。それが自分のためにもなって天国に行けるから、という感じ。実行するかは別だけど。

スピ系は「現世の苦労も本人のせいだから」「本人が(無意識に)選んだことだから」という感じで、総じて冷たい。BC時代に逆戻りではと思ってしまう。

あなたの苦労は自分のせいだが、私は魂レベルが高いから助けてあげます」「魂レベルの高いあなたには他人を救う使命があります」とか言われても傲慢で嘘くさいと思ってしまうし。選民思想に近い印象を受ける。

宗教が何かはだいたいわかる。道徳であり生活の知恵であり社会規範であり、統治自己正当化の道具。死だけが救いと思えるような辛い境遇にある人々の心の支え。

じゃあスピ系とは何だろう? 豊かな人々の暇つぶし? 金儲けの道具? それなら宗教と同じか。スピ系も宗教の一つなんだろうか。

  • 読んでて思ったけど、犯罪の厳罰化を推進してる奴らってスピ系の信仰持ってんだろうな。 だから、いくら「厳罰化で犯罪が減ったエビデンスはない」だとか「北欧の刑事政策が効果を...

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