20代は毎日のように飲んでいたけれど、30代になって結婚して子供が生まれて、ついに酒を飲むのは取引先との仕方無い会食と実家の両親の晩酌に付き合うときくらいになった。
子供が生まれると自分の時間なんてほとんどなくて、その貴重な時間を飲み会や二日酔いで潰してしまうなんて勿体無いのが一つの大きな理由。
さらにそういう生活が続いてたまに酒を飲むと、ちょっとの量でも翌日は信じられないくらい調子が悪い。
お酒の何が好きだったかというと、お酒自体の味や食事を美味しく食べるという要素もあるが、それよりはお酒と共に友人たちと楽しい時間を過ごすのが一番だった。
若い頃は仲の良い異性と飲み明かして、それだけでも楽しいし、たまに懇ろな関係になってみたり、といった関係性を楽しむのもあったが、結婚した今間違ってもそんなことにはなれないので、ゆっくり飲むなら仲の良い同性が良いが、同年代は概して育児か仕事に忙しくなかなか都合が合わない。
レストランに行ったらワイン1本くらいは頼むのが礼儀だとは思っているが、そもそも子育て中にそんな店は行かない。