2023-01-22

中年のおじさんが性犯罪を犯す気持ちは、なんかわかる

伊藤忠エリートビジネスマンが、電車痴漢して騒がれている件。

  

やったことは卑劣まりないし、下衆以外の何者でもないけれど、

なんとなく自分もそうなってしまわないか、という恐怖心がニュースを見たときにあって、完全に責めきれない気持ちもあるような気がする。

  

30半ばをすぎて、仕事生活とか人生に慣れると、生きているか死んでいるかからなくなる時がある。

キドキするとか、ワクワクするみたいなイベントが極端になくなって、脳のドーパミンが出てこない感じ。

これからもずっとこの感じが続くのか、と思うと、急に絶望に近い気持ちになる。

あらゆることに慣れていくと、現実感がなくなる時があって、なんかそういう時にどうでもよくなることが、自分はとてもよくある。

  

若い頃は、お金を稼ぐこととか、何かを買うこととかで満足感を得ていたけれど、割とすぐに刺激に飽きてしまう。

結婚していると恋愛もできないし、伊藤忠の人みたく、子供が三人もいたら自分時間なんてないだろうし。

  

自戒を込めて、だけれどそういう人間生活に飽きた人は、刺激を求めてこういう性犯罪かに手を染めていって、おかしくなっていくんじゃなかろうか。

生活に満ち足りていくと、脳がドーパミンを欲して、行動様式を変えてしまって突然変な行動してしまうんじゃないかという仮説がある。

  

ギャンブルとか意味のわからないものだって、刺激を金を出して買うようなものだろう。

お金を出して胸を揉んだら?っていう人もいるのはわかるけど、風俗も結局、飽きるんだよな、同じことの繰り返しで、毎回同じ情けない居た堪れない気持ちになって帰路に着く感じ。

用意されたリアルじゃないものに、人間は刺激を感じられなくなっていく生き物だ。

  

そのためには、趣味とか、適度にお金を使ったり、自分で何かをつくる(事業を作るとか人を雇うとか)熱中できるものを持っておかないとおかしくなってしまうと思う。

  

なんとなく伊藤忠の人も風俗は頑張って行ってたけど、リアルに感じられなくなってきて、今回の犯行に至ったんじゃないかってそんな妄想を一人している。

  • 分かるけど、やっぱり普通に精神病んでただけだと思う 理性で考える余裕がないんだよ 頭いいのに、見つかったら終わりということまで考えが及ばない 仕事休んでゆっくりすればよか...

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