2022-11-19

兵庫県ホンマええかげんにせえよ

兵庫県西部にある太子町が揺れている。13日投開票町長選で、不信任決議を受けて失職した前町長との一騎打ちを制した元町教育長初当選を果たしたが、町政の混乱は収まるのか。

写真太子町の前町長と現町長

 元町教育長の沖汐守彦氏(65)が、前町長服部千秋氏(63)に約3700票の大差をつけて勝利した。当選後、沖汐氏は議会職員意思疎通を図ることを強調。「公正公平な行政運営をしたい」と述べ、服部氏との違いを鮮明にした。

 町長選に至った太子町では何が起きていたのか。背景には、2016年初当選した服部氏が議会と衝突を繰り返していたことがある。

 ◇手腕評価パワハラ疑惑

 服部氏は中学校卒業までの医療費無償化を実現するなどの手腕が評価される一方で、職員を怒鳴り続けたとする「パワーハラスメント疑惑」を問題視されたことがある。就任直後、町長選の対立候補を「政策的に大きな違いはなく、行政運営知識もある」として副町長にする人事を提案し、議会不同意に。22年9月にも「セクハラ疑惑」で辞任した別の教育長後任人事案が不同意になった。町立学校特別教室エアコン設置予算を巡り、町教育委員会が「協議なく(服部氏が独断で)予算カットした」と指摘し、修正されたこともある。

 議会は一連の混乱を解消すべく、服部氏に対して町政立て直しの要望書などを提出してきた。だが改善には至らず、9月不信任決議を可決した。

 議会側は、確執が続いたのは服部氏のコミュニケーション不足から生じたとみる。ある町議は「議員質問に的確に答えることは少ない。全く違う話を出すこともあり、議論がかみ合わない」と打ち明ける。服部氏は「丁寧に説明しようと思うから長くなる。正確に伝えようと努めている」と反論する。

 さら17~21年度で町職員約200人のうち、49人が早期退職したことを指摘。「うまく物事が運ばないと職員責任転嫁する態度がある」と分析し、士気の低下を懸念する。服部氏は「転職介護など理由はさまざまで、私が原因ではない」と否定する。

 一連の騒動の渦中にいたのが、新たに町政を託されることになった沖汐氏だ。19年に服部氏に任命されて教育長に就いたが、エアコン設置に絡む予算問題に反発し、任期満了で退いた経緯がある。

兵庫県ホンマええかげんにせえよ

常にこの手の昭和ひきずったニュースを毎月ベースで見るんだが?

誰かが改革しないと全国から笑いものになるぞ

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