2022-10-21

70点を積み上げても良いアニメにはならない

今日、あるアニメ映画を見てきた。

2本立てになっていて、どちらから先に見てもいいが見る順番によって受ける印象が全然違うよ、みたいな触れ込みのやつ。

先日他の映画を見た時に予告がやっていて、なんか面白そうな企画だなと思ってみることにした。

情報仕入れてない。ちょっと面白そう、くらいの興味だったので。

で、まあ感想だけど、内容については何も言わない。まだ1本目しか見てないので。

しかし、内容を差し置いても今回一つ強烈に感じたのが、アニメというものは70点を積み上げても、決して70点の映画にはならないんだなということだ。

一つ一つ感想をいっていくと、

作画、悪くなかった。単調だし動きが少なかったが全く崩壊することなく、きれいだった。及第点

音楽、悪くなかった。全体的に劇伴が少なかったが、挿入歌劇伴ともに違和感を覚えたり、不快になることはなかった。及第点

演技、悪くなかった。声優ではなく、役者系が演じていたので、素朴な感じではあったが、酷い棒演技などはなく、淡々とした作品に合っていた。及第点

脚本、悪くなかった。SFなので独特な用語や背景説明など、小難しいところもあったが、本筋はシンプルでわかりやすかった。及第点

キャラデザ、悪くなかった。平凡であまり個性がないが、しっかり描き分けられていてキャラ混同したりしなかった。及第点

そう、全部が及第点なんだよ。でも何も心に残らなかったんだよ。

印象的なシーンを思い出そうとしても一つも浮かばない。

なんというか、進研ゼミマンガみたいな映画だった。漫画の態は成していて、それなりに面白いんだけれども、読み終えたらすぐに忘れてしまうような、あの感じ。

なんだろう、やっぱり良いアニメ(というか印象に残るアニメ)にするにはどこかで100点や0点を取らないといけないのかな。

それが作家性ってものなんだろうか。

とにかく今日見たアニメ映画は悪いところがひとつもなかったのに総評としては40点くらいの映画だったよ。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん