配偶者控除の見直しのニュースを見た。どう見直すつもりなのか謎だーと思いつつググると、知らんうちに配偶者控除は拡大していたようで、昔は103万の壁といったが今となっては103万円は壁ではないらしい。知らなかった。
計算が大の苦手なのでよくわからないのだが、この先配偶者控除が撤廃されるとして、一体いくらの損になるのか知らないが、働かなきゃ損だということになったとしたら、コンビニのバイトやパートの人達はどうなるんだろうな? と考えた。
私の場合、諸般の事情により昼間は働かず、夕方から夜にかけて週3だけ働いている。時給は920円(勤続丸2年で20円上がった)。ちなみにこの時給、同じエリア・近接エリアの夕勤の中では最も高い。週2回は4時間労働。日曜日は5時間労働で、休日手当てはない。
そんな私の収入は、
平日
なので年収は、621,920円となる。103万円の壁(今や壁ではないらしいが)、遠いなー。
シフトをもっと増やしたいが、日数は増やせない。我が家都合もあるけど、この時間帯は基本的に学生やフリーターがおいしく働く時間帯なので、彼らがシフトに入るのを邪魔できないのだ。
では、昼勤のパートさん達はどれくらい稼いでいるのだろうか。昼勤の人達も基本的には1日5時間・週3勤務だ。皆がフレキシブルに働くために大人数が雇われている代わりに、皆出勤日数が少ない、という状態。昼勤の時給は820円~。まじでジャスト820円しか貰っていないとすると、県の最低賃金に到底届かない額だけど、同じエリア・近接エリアの店舗のなかでも低い金額というわけではなく、普通である。噂では、長年働いている人達は接客研修を受けさせられて、そのぶん時給を上げて貰っているとかいないとか。
ともあれ、通常の昼勤のパートさんのペースで働いた場合の収入は、
820×5×3×52=639,600
639,600円。やはり壁は遠い。昼勤の方が圧倒的に過酷で労働時間も長いのに、夕勤の私と17,680円しか違わない。昼勤の人達が知ったらずるい! と大騒ぎされそうだけど、夕勤は自分と夫の健康と子供達の精神衛生を犠牲にしているところがあるので、もし文句を言われたら、やれるもんならどうぞやってください! と反撃するけれども。
ともあれ。当店の場合、こんな感じの勤務・給料形態でやっているのだが、仮に配偶者控除が完全になくなったとして……それで一体いくらの損になるのかは知らないが……ほんの数万円の損だとしても、月収の少ない我々にとっては大打撃なのだが。仮に5万円の損だとしたら1ヶ月ぶんのタダ働きを強いられるのと同じじゃん!……働ける限り働いた方が得だというか損ではないというか、そんな事になったとしたら、昼勤はシフトの取り合いになった挙げ句フレキシブルな働き方も出来なくなるので、子育てが一段落して好きなだけ働ける人が圧倒的に有利となり、主に子供と夫の都合で長時間で何日も働けない人はシフトに入れなくなる。損するのは弱者ばかりだー。
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メンズウェアの胸元 ワンポイントおしゃれに復活 そういえば、自らの国家や民族に固執する右翼系の若者が世界的に増えているという事実も、多少気になるところだが。
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