「査読が終了していない」んじゃなくて、そもそも査読っていうのはそういうものなの。
「論文として載せる価値がある」というのは「絶対的に正しい」ことを意味しないの。査読が担保しているのは「論文としての価値」であって、「絶対的な正しさ」ではないの。(もちろん、正しさに対する一定以上の信頼度がなければ「論文としての価値」も認められないけど。)
科学的な正しさというのは、ある瞬間に100%正しいと認められるものではないの。論文が掲載されて、その後の研究者コミュニティによって引用を繰り返され、一人一人の研究者がそれぞれの価値観でもって「この論文は正しいor間違っている」と判断し、サーベイを寄稿したり教科書が執筆されたりすることによって正しさが認められていくものなの。
そもそも論文が掲載されるというのはゴールじゃなくてスタートなの。
君はきっとリーマン面のタイヒミュラー理論も、p進タイヒミュラー理論も知らないでしょ?「宇宙際タイヒミュラー理論」というのは単に数体上のタイヒミュラー理論のことで、細かい技術的なギャップがあるのかないのかは専門外の私にはわからんけども、少なくとも「トンデモ」扱いするバカがいたらそいつは数学者ですらないバカだと一発でわかるよ。
複素数で可能ならp進数でやる。p進数で可能なら数体でやる。というのは数論幾何学の王道中の王道で、パッと見「できそうだな(具体的にどうやるかは知らんけど)」というのが普通の数学者の認識。その応用があるかないかは後から考えることで、ABC予想が解けてるのか解けてないのかは私にはわからんけども、少なくとも理論としては間違いなく面白いものだろうとはわかるし、「俺も一生に一度はこういう論文書きてぇなぁ」と思うよ。
2012年に京都大学数理解析研究所教授の望月新一が ABC予想を証明したと論文を発表し、およそ8年の査読を通して2021年3月学術誌「PRIMS」上で発表された。 2017年ごろから査読が終了しABC予...
「査読が終了していない」んじゃなくて、そもそも査読っていうのはそういうものなの。 「論文として載せる価値がある」というのは「絶対的に正しい」ことを意味しないの。査読が担...
もちろん私は数学者でも何でもない。 しかしABC予想に関して続報が途絶えてしまったので、今までの事実ベースの情報を集めただけである。 査読の使い方については、マスコミ登場時も...
「これからが査読」なんて一言も言っとらんがな。数学より先に日本語を勉強して来てくれ。 査読が担保しているのは「論文としての価値」であって、「絶対的な正しさ」ではないの...
「数学」論文では「正しさ」は査読通過の前提です。 ここは科学全般の「正しさ」とは異なります。 理由は以下の通りです。 科学全般の論文では、最終的に正しさを決めるのは実験で...