2019-05-03

恋愛ゲーム

たまにプレイする。遊びはじめるための条件は外見でも内面でもとにかく誰か女の子を気に入ったとき

ゲーム中盤までの流れは至って単純だ。仲良くなって、デートをして、お酒を飲んで、ホテルに行く。手戻りが出ることもあるが、根気よく相手に合わせることができれば概ね問題ない。リセットボタンを押したくなることも然程ないだろう。ゲームの最も気軽で楽しい時だ。何度かプレイすればすぐにコツも掴めるはすだ。

ここから先は急激に難易度が上がってくる一方で、このゲームの唯一にして絶対目的である相手可能な限り自分に惚れさせることに集中できるようになる。

ここではセックステクニック重要となってくるが、最も難しいのは一方的に押すだけではゲームが進まないということだ。中盤までもそういった駆け引きが求められることは勿論ある。だがここからの押し引きは段違いだ。ひどく自分を押し殺した戦いを強いられることもあれば、生活に影響がある程のプレイ時間要求されるケースもある。だがそれだけに成功した時の達成感は中盤までとは段違いだ。

また、気をつけなければならないのは中盤までのプレイにおける些細なミスが、バタフライエフェクトのように影響し自分の目指すエンディングとは違う方向に引っ張られる可能性が高いということだ。終盤は中盤までと違い女の子意思が芽生えはじめる。初めてバーで手を握った時の女の子と同じとは思わないほうがいい。リセットボタンを押したくなることもあるだろうが、残念ながらこのゲームにはセーブ機能がないことを留意して欲しい。

説明が長くなってしまったがこのゲームの最も優れている点は、エンディングには何もないことだ。恋人、妻、セフレ不倫相手エンディングはいくつかある。どれを目指すか決める楽しみもあるだろう。しかしどのエンディングに辿り着いたとしてもそこに得る物は何もない。破滅はある。だが宝箱はない。そこが魅力だ。

Have a nice game!

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