最近トランプ支持派に対して彼らを取り巻く状況を踏まえて、理解を示すような、もっといえば同情的な書き込みを良く見るよね!
それらの多くはトランプ支持派を批判するメディアや学者等に対しての非難と一緒になっているよね!
でも、もしこのトランプ現象が日本の周辺国で起きた場合、トランプ支持派に理解を示す人々は、同じように周辺国の支持派に対しても、理解を示せるのかな?
名前を出して悪いけど、例えば中国や韓国で同じような現象が起きた場合、彼らの現状不満の矛先は、いくらか日本に向くよね!(現状でも多少はトランプも日本も含めた東アジアの国々にその怒りのエネルギーををぶつけてるけど)
2012年に中国での反日デモのようなことが起きないとは限らないよね。
こんなときでも、トランプ支持派に同情してる人達は「彼らにも理解を示すべきところもある」と冷静に考えれるのかな?
まさか自分に矛先が向かってきたときは違うなんていわないよね!?
トランプ現象においては今現在主にメキシコ、ムスリム、移民、黒人、女性がその怒りの被害者となってる訳だけど、彼らを攻撃する人々に同情したとき、彼らを守るのは誰になるの?
日本では白人貧困ブルーカラーが経済的な困窮からの異議申し立てとしてトランプの過激な主張を支持してるって言説が支配的だけど、実はそうじゃないというデータも出てきている。
例えばこれとか
http://www.vox.com/policy-and-politics/2016/10/15/13286498/donald-trump-voters-race-economic-anxiety
ここではトランプ支持派が実際には平均より裕福で、経済的なことより人種差別的な思考によってトランプの主張と共鳴してるって書いてあるよ!
日本での支持派への理解と同情は、日本での経済格差の拡大等の現状もふまえて生まれたものだろうけど、この記事の主張が正しいとすればそんな生半可なものじゃないぜ。そんなものよりもっとどろどろしたものが渦巻いてる。
支持派の根底に人種差別があるのであればその矛先は当然日本人も含まれるよね。
なんかこういう状況で簡単に支持派に同情を示すのは実に危険というか日本人がそれをやるのは滑稽だとすら感じるよ。
反日デモは日本が正しい歴史を認めないで過去の大罪を購おうとしないのが原因で、日本が悪いのが事実なんだからトランプのことと混ぜるのはおかしいだろ。