……のだが、途中で軽いパニック発作のようになってしまい、上映開始30分ほどで席を立って出てきてしまった。
ほんとうに、情けなさすぎて死んでしまいたいし、入場料がもったいなさすぎてもやもやしている。
30代なのに、若いカップルだらけという映画を見に行って大丈夫なのか、心配だったのでレイトショーで見に行った。
とはいっても、割引で1000円で見ることができるものを持っているメンヘラなので、レイトショーでも料金は関係ないのだが。
映画は、上映開始した時点から、あまりにもキラキラしすぎていて、若々しさがあふれすぎていてニヤついてしまうくらいだった。
とくにOPはクサすぎるくらいのキラキラで、精神的に高揚感あふれるくらい。
ところが、途中でパニックになるようなシーンがあって、途中退席せざるをえなかった。
ネタバレになるような内容ではないので、作品を見た人がわかるようにどのシーンか書くと、
男のほうのキャラクターがアルバイト先で客にイチャモンをつけられて、机を叩いて詰められて、理不尽な要求をされ、同僚の女性もいやがらせを受けるシーンである。
このシーンが始まった瞬間精神的に辛くなって、机をバンと叩く効果音でもう無理になってしまった。
そのあとなんとか座席に座っていようと思ったが、辛くなって中座してしまった。
(以前にも、他人が仕事上の重大なミスをした話題を聞いただけで同じような発作になってしまったことがある)
ほんとうに、なんで映画をみていて、しかも、人畜無害であることがわかりきっている「君の名は」でこんなことになってしまったのか、情けなくて仕方ない。
なんというか、流れ弾を食らったような気分だ。
とはいえ、タイトルは釣りなので、本当に1000円返せと思っているわけではないし、新海誠にそのような表現はやめろというつもりは全くない。
言いたいのは、自分が本当にこんなことでパニックを起こしてしまって情けないということ。
そして、同じようなパニックや不安の発作を経験したことがある人は、「君の名は」を見たときに同じようなことになる可能性があるので、あらかじめ注意したほうがいいということだ。
メンヘラの人は大変だなぁ