2016-08-14

シンゴジラ感想

東日本大震災被災3県のひとつで生まれ育ち、今もそこで暮らしている。

予備知識なしで8月6日に観て、衝撃を受けた。

その後ネット徘徊してさまざまな感想批評を読み、膝を打つやらウロコが落ちるやらして今日また観てきた。

2回目のいちばん目的は、最後のシーンの尻尾確認することだった。

初めて観たときには、そこまでに観たもの呆然としてしまって、あの尻尾の造形に気づかなかったのだ。

そして、2回目の思わぬ新発見もあった。

それは私の心の中で見つかった。

例の火炎からビームのところで、我知らず、「やれ」と思っていた。

やっちまえ。東京をめちゃくちゃにしてやれ。

火の海に沈めてしまえ。

あのボートやらクルマやらが津波メタファーだということは初見でわかった。そうとしか見えない。

震災直後(とはいネット環境が復活してからだが)は、YouTubeに上がった津波映像を繰り返し見た。

見るたびに身体が硬直し心拍数が上がったが、取り憑かれたように繰り返し見た。

それがこの映画で娯楽の一形態として観れるということに、何かしらの典型的効果はある。

おそろしいものを踊りや装束や物語にすることで、ひとはそれを消化してきた。

そのバリエーションとしてのシンゴジラ

もうひとつ効果が、東京に対する復讐だと気付いたのが今回だ。

あの場面で私は、悲しみと怒りで胸が張り裂けそうになる。

原発再稼働を進める政権が君臨し、それを支持する人達が過半を占める東京

各種指標経済だと思い違い、生業(なりわい)を見つめるまなざしを失った東京

それを、ゴジラよ、焼き尽くせ。

東京を、赦すな。

  • やっぱりご都合主義のヤシオリなんざ失敗して東京核攻撃、長谷川石原もチリに還る それでもなおやったか?やってない、でこその破壊神ゴジラだろ それができないのが庵野と日本の限...

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