2015-08-01

明日のお天気です。2ヵ月空港生活のちロシア国籍取得でしょう。

36歳の安保鉄也(アボ・テツヤ)氏は5月1日観光ビザ(現時点で既に切れている)で首都に飛んできた。同月29日、氏は東京へ帰らなければならなかった。しか自分の便のレギストレーションを通過し、搭乗券を受け取ったところで、出発ホールに残ることを決めた。

人によれば、政治的動機による行動である。「我々はいまだに米国占領されているかのようだ」。ラジオ「Vesti.fm」の取材に氏はこう述べている。

「分かりますか。私はこういう人生のほうがいいんですよ。飢えた方が。誰もがウソをつき、欺瞞だらけの場所に帰るよりはね。私は大手の日米企業で働いてました。私は多くのものを内部から見ていました。でもジャーナリストですのでそれについては書けません」と鉄也氏。

当人によれば、信念のために、偽りの罪で投獄されたことさえあるという。今、首都空港ターミナルが彼にとっての家になった。どうやってこの人物が生活しているのか分からない。しかし金銭が少ないのは分かっている。ホテル代も食費も足りないのである空港職員ももう彼に慣れてしまった。うわさでは、誰かが食物を与えさえしているらしい。

ターミナルEを歩いていくと、夕方、背広がかかっているのだ。なんだかもう慣れてしまった。あいつ一体どうやってここに存在しているんだろうね、と同僚たちと話している。ここのめしは高いから」。

安保鉄也氏はロシアに留まる希望だという。「言ってしまえば、いま私はこんなことを考えてばかりいますロシア国籍を取得できたらな、と。もう政府に申請も書きましたよ。そのへんのお巡りさんに渡したら、返事を待つように言われました」。

当人自分スノーデン氏になぞらえているという。スノーデン氏は政治的動機から故国を逃げ出し、1月以上にわたり同じシェレメチエヴォのトランジットゾーンで過ごした。

こういうことはモスクワ以外でも起きることのようで、イラン人シャルル・ド・ゴール空港に18年間滞在したことがある。このイラン人は抗議行動への参加がもとで国を追われた。彼の半生をテーマにした「ターミナル」という映画がある。監督スティーブン・スピルバーグ、主演はトム・ハンクス

http://jp.sputniknews.com/russia/20150731/670828.html

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