2015-03-09

春はキチガイ花咲く季節。

割と笑えない。

ちょうど一年前、集団ストーカー妄想にとりつかれた女性に殺されかけた。

―――「マンション内の住民全員が自分監視している」

そういう人がいるのは知っていた。

ヤバい人がいるというのは認識していた。

夜中になると奇声を上げて、電波を撒き散らす女性がいることは認識していた。

一昨年の11月から酷くなり、去年の2月3月は、ほぼ毎日マンション警察が来ていた。

・・・なお、後日知ったのだが、警察を呼んでいたのは大体が彼女自身だった。

「何号室の住民からストーカー被害にあっている」とか、

「何号室は覚せい剤取引の現場に使われている」とか、

「何号室は不法滞在者アジトに鳴っている」とか、

「何号室の住民に殺されそうになった」とか。

管理会社認識し、マンションの各階に、かなり目立つ監視カメラが設置された。

彼女の住む階には、他の階の倍以上のカメラが設置された。

迷惑行為はやめましょうの警告のビラが掲示板に貼られ、エレベーター内に貼られ、各階の廊下に貼られた。

3月のある日。

廊下を歩いていると突然声をかけられ、振り向くと、マンションから突き落とされそうになった。

首を絞めるように押し付けられて、廊下から地上に落されそうになった。

2階とか3階とかではなく、落ちたら死ぬ高さの階。

自分が身体的に勝っていなかったら危なかったのかもしれない。

相手が男だったら、殺されていたのかもしれない。

彼女包丁とかを持ち出してこなかったから助かったのかもしれない。

驚いて、押し返して振りほどいたら、何か喚きながら走り去っていった。

マンションの外にでると、誰が呼んだのか警察官が2名いたので、

上で女性が暴れていると告げて、あとは任せることにした。

ただ、あとで冷静に考えたら殺人未遂だったなと思った。

その場で警察官にちゃんと話をしてたら現行犯逮捕されたのだろうか。

正直、変なのに関わり合いたくないから自分関係する話はしなかったのだけれど・・・

で、最終的には4月に、管理会社の人が警察官と一緒に来て、その女性強制的に連れて行った。

理由は知らないし、そのあと女性がどうなったのかも知らない。

逮捕とか保護とかじゃなくて名目家賃滞納らしいけど、噂以下の話なので、事実は知らない。

彼女がいなくなると、管理会社が貼った警告のビラはすぐにはがされ、

夏には監視カメラ撤去され、秋からはその女性が住んでいた部屋には新しい住民が住んでいる。

3月は心が休まらなかった。

廊下にはガラスの破片やらビリビリに破かれた雑誌やらが散乱し、

エレベーターの中には生ゴミがぶちまけられ、色々なところに怪文書が貼られ、

昼夜問わずその女性個人的に設置した警報機が鳴り響く。

もう引っ越そうと思っていたら、先に彼女がいなくなった。

ちなみに、彼女が住んでいた階の住民は、彼女がいなくなる前に全員引っ越した。

彼女に言わせると、「ストーカーに私が勝った」ということなのだが、意味がわからない。

「お前も追い出してやる」と言われたが、あと2,3ヶ月続いたら引っ越していただろう。

淡路島事件を聞いて、あれから一年かと思いだしただけの話。

あと、マンション賃貸に限ると心に誓った話。

  • 増田程の人ではなかったが、俺が学生の頃住んでたボロアパートにも住んでた。 春になると大声で叫びながらアパートの廊下をウロウロするんだ。 1年目は怖かった。一人暮らし始めて...

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