性的消費って言葉は、同意を得ない不快な欲情、くらいのニュアンスに感じる。
男性から女性に対する同意を得ない不快な欲情を問題にするフェミニズムの人たちは
女性が男性に向かって同意を得ない不快な欲情することへの批判がどうして鈍いかなあと考えてたんだけども、
女性から男性への欲情は性暴力に結びつきにくいから殊更咎めなくていいと思ってるのかな。
女がする性犯罪や性暴力が存在しないと思ってる極端な人は流石に少ないだろうけど、
世の中には男から女への性犯罪、または合法だけど実質性暴力になってる事例、の方が遥かに多くて、
男は、腕力的にも、社会での権力的にも、風俗産業の供給的にも(不本意なセックスワーカーを想定)、通念的にも、
同意を得ない不快な欲情を強引に発散しやすい、つまり性暴力を行いやすいようになってる。
ほぼ全ての恋愛は同意を得ない欲情から始まるってことと、相手が不快になるかどうかは欲情する側には不明っていう二つの要素から、
ほとんどの恋愛は罪深さと共にあれってことになっちゃいそうだ。
まあ原罪みたいに万人がそう感じててほしいのかもしんないけど。
女から性暴力を受けた男性はもちろんいるけど、女が男に対して、もっと強引に欲情を発散できる力があれば話がシンプルだったのにね。
いや、もうちょい根っこからすると、男性は女性から欲情されることをそもそも不快に思いづらい傾向があるように見える。
女は「強姦(比喩表現)」されたら深く傷つくのに、女が男を「強姦」したつもりが男にとっては「和姦」にしかならないんだから。
男だけ無敵モード、みたいなね。(個別の話をすれば、無敵モードじゃない、むしろ脆い男性はいるよ)
出逢い厨女に性欲向けられて本当に辛かった、みたいなこと言う男の人が少ないのには、女→男のセクハラが社会的に認められづらいってだけじゃなく、
この無敵モードのせいもあるんじゃないかなあ。
書きながら考えてるからよく分かんなくなってきたのでタイトルに戻るけど、
「男性は女性から欲情されると、たとえそれが同意が得ないものでも不快に思いづらい」のだとしたら、
フェミニストの人たちはこれをはっきりと、もしくはぼんやりと感じてて、
それに苛立ってるような気がするわ。
その解決策として、あらゆる恋愛の始まりを咎めることになりえても、
追記、フェミニストのうち腐女子でもあるそうの更に一部が、 やおい創作はフェミニズム的であるような雰囲気を出すのは、 女は「強姦(比喩表現)」されたら深く傷つくのに、女が...
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