自分のことを賢いと思って生きてきたし、実際勉強はそれなりに得意だ。
だが今、周りの賢い人たちにまったく付いていくことができない。自分がバカすぎてつらい。生まれもっての思考様式が違う生き物にしか思えない。頭のよさは、努力で超えられる壁なのだろうか?
自分が頭がいいと思う人の特徴は、
・一見正しそうにみえる論理の抜け穴がすぐ分かり、指摘できる。(そもそも、自分を含む大多数の人間が表面的な論理っぽいものにすぐ同様に惑わされてしまうというのも逆に不思議だ。)
(自分は発散思考にいつも陥ってしまい、論点がすぐにずれてしまう。よって建設的議論ができない。)
・以上のことを一瞬のうちに行う
(自分が熟慮を重ねてようやく分かるようなことを、彼らは一瞬のうちに理解できてしまう)
・むやみに難しい言葉で語らない
頭のいい人たちの議論を聞いていると、何を話しているのかさっぱり分からない。単語だけが横滑りしていく。
思考スピードが速すぎて、何か事前に打ち合わせでもしていたのではないかと思ってしまうくらい、理解できない。
さらに、頭のいい人の質問の意図が、自分にはすぐに理解できない。いつも見当違いの返答をして、苦笑されてしまう。だが、何が聞きたいのか、一体全体自分には分からないのだ。
自分は地図がまったく読めなくて、メタな空間的認知ができない。空間を把握するとき、自分と対象の関係性しか考えられない。
ふと、それが関係しているのではないかと思った。
つまり、頭のいい人たちには論理関係が空間的に把握されているのではないかと。
いったい、頭のいい人たちの頭の中には何が見えているのだろう?
なれる可能性はある ずっとこいつら何言ってんのかわかんねえって思ってた高学歴な奴らの会話を 2年くらいしたある時期、いつの間にか理解できるようになっていた自分に気付いた...
それが「頭がいい」必要十分条件なのかは分からないけど、その場が仕事だと仮定して、その手の話に付いていくための訓練としては 常に頭にスキーム図のようなものが浮かぶようにな...