2014-08-16

若者が消耗してるのを観て楽しんじゃいけませんか?

今年で54になります自分ではまだまだいけると思ってますが、

世間的にみるともう立派な老人です。

さて、今年も甲子園の季節がやってきましたね。

いやー、良いですよね、甲子園

スキルは未熟だけど、熱意はプロ以上の若人たちが、

炎天下の中、泥臭く、命をかけてプレーをしている姿を見るのは

本当に気持ちが良いものです。

で、ですね。こういうことを言うと、怒られるんですよね。

悪趣味だと。

高校生が大変な思いをしてるのが何が楽しいんだと。

もっと楽な環境で、快適にプレーさせてやれと。

いやね、確かにそれは正論なんですよ。でも、正論しかないんですよ。

甲子園というのは、若者が消耗する場だからこそ良いんですよ。

からこそ、コンテンツ力があるわけです。

球児が誰も消耗しなくなった甲子園というのは、中学野球以上、大学野球以下の

存在しかないんです。

誰も地元のチームについて知らないし、名試合をしたところで観客はいないわけです。

もちろん、若者が消耗してるのを見るのが楽しいなんて、純粋肯定できるもの

じゃないんですけど、おじさん達がこういうゲスい心を持ってるからこそ、

甲子園球児は(スキルは未熟であるにも関わらず)英雄になれるし、大舞台にも立てるんです。

それって、球児にも十分メリットがあるじゃないですか。

会社なんかでもそうですよね。至らない部分がある部下でも、死ぬほど頑張ってたら

優遇してやろうって気持ちになるじゃないですか。

本当はベテランに任せた方がいいんだろうけどって仕事でも回してやろうかってなりますよね。

こういう時に表向きに発する言葉は色々とありますよ。良い上司に見えるようなね。

でもね、心のそこでは、単純に楽しいんですよ。若者必死こいて頑張ってるのは

コンテンツとして観ていて楽しい。だから、色々と仕事を任せて見るんです。

おじさんのゲス感情に対して、それはゲスいよって攻めるのは簡単ですよ。

でもね、そのゲス感情が、若者にチャンスを提供してるのも事実なんです。

そういう部分も、ちょっとは認めてくれても良いんじゃないですか?

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