インターネットをしていて、脳が"溶ける"状態になる。
表現するのが難しいが、"溶ける"状態にると、落ち着かない、集中できない、イライラする等の不快な症状に襲われる。
身体的には前頭葉あたりに熱を感じる。
例えばニュースサイトを回っている時。気になった記事をCtrを押しながら次々クリックする。
ウィンドウには未読の記事がタブとなって積まれる。これらの積まれた未読記事を"消化"する。
自分の知りたいキーワードや面白いポイントだけを選択して読み、関心の網にひっかからなかったところは捨てる。
食欲と同じで、記事を"消化"し始めると、更に多くの記事を求めるようになる。
サイトに表示されている関連記事やニュースフィードを眺め、Ctrを押しながらクリックしていく。
そして、重なったタブを作業のように"消化"する。
記事を"消化"している時、記事の内容について深く考えることを放棄している。
作者が伝えたいことは何か。
書かれている内容は真実か。
じっくり腰を据えて読まなければ分からない内容が"消化"されずにタブと一緒に捨てられていく。
"消化"サイクルに入ると、脳の考える機能が低下する。
次から次へとインプットされる情報の処理に追われ、脳がオーバーヒートする。
物事を論理立てて考えられなくなる。
これが"溶ける"状態。
脳は思った通りに動いてくれない。
リラックスしろ、と念じてもチリチリとした頭は治まらないし、起きろ、と念じても朝の睡魔はなかなか取り除くことができない。
なので、一度脳が"溶ける"状態になると、なすすべもなく、集中力が無い、イライラした状態のまま、数時間を過ごさなければならない。
脳が"溶ける"状態になるのは、大量の記事、情報を消化するサイクルに陥った時だ。
トリガーは分かっている。
が、インターネットとは恐ろしいもので、一度検索サイトやニュースサイトを開くと、クリックする手が止まらなくなる。
血迷ってサントリーのマカの広告をクリックしてしまうこともある。
脳が"溶ける"状態から元に戻るために、色々なことを試してみた。
甘いものを食べたり、大音量で音楽を聞いたり、ストレッチをしたり。
が、これらの対策は即効性にかける。
最も効果が高いと思われるのは"何もしない"ことだ。
手を動かさない。
考えない。
目をつぶって瞑想するのもいい。
情報のインプットを止めることで、オーバーヒートしている脳を休ませる。
"溶ける"状態をリセットするには、結構な時間を休憩に割り当てなければならない。
数分では足りない。
数十分単位が望ましい。
インターネットは毒の沼の様ですが、実はあらゆるメディアがそうだと思います。テレビもラジオも新聞雑誌も脳が溶けるし、実は本だって昔の最先端メディアだった時代はそうだった...
情報量が問題だと思う。インターネットは多メディアに比べて一度に摂取する情報量が多すぎる。情報で脳を埋め尽くすから、自分で考えない。
ただ文字読んでるだけだから、本や新聞となんら変わらないですけどね!
一種の催眠状態なんじゃないかな。 古典催眠でいうところの混乱法。 イライラしたりするのは、暗示の効果で、見てるサイトの内容に影響されてるような気がする。 逆に言うと、自...
ネットに慣れるまでは、数時間ネットサーフィンすると意識の「壁」の突き当たりを感じて それ以上続けられなったけど一度意識の「壁」を超えると何時間ネットに浸かってても平気に...
自分はまさにタブを消化する、てよくわかる。 ただ私は前頭野ヒートみたいにはならない。 消化でいうと噛まずに流し込んでるからだと思う。 元増田はちゃんとまだ吸収しようとし...
昔、子供の頃は、親が買ってくれた雑誌や本を何度も繰り返し読んでいた。今ほど情報がたくさんない状況だったため、手持ちの同じ情報を何度も繰り返し味わうことになり、そのうち...
性欲だとムラムラするってことなんじゃないのって思った 出さないと下半身がウズウズする