2012-12-20

頑張ったを評価してくれない会社はいたくない

http://tech.blog.hisaju.org/2012/12/18/eng2/

上の記事を読んでみて、そうだよねと思ったり、そうなのかなと思ったり。

以下、自分の小さい恨みつらみです。

自分社会人になってからプログラミングを始めて、数年前BtoBIT会社からBtoCのIT会社転職した。

その転職一年目のこと。

開発のメインで使う言語は同じものの、併用する言語フレームワークサーバOSなど、がらりと開発環境が変わった。

から業務を満足にこなせるようにとひたすら残業をしていた。

上司からはよく、早く帰りなよと言われた。

それで、最初のうちは、遅くまで頑張っているね~的なノリだったんだけども、

いつしかこいつ仕事できないんじゃないかというような視線を送られるようになった。

一方、自分はというとBtoCの会社転職したこともあって、

俺はこの会社で良いサービスを世に出すんだ、残業なんて屁でもないぜと意気込んでいた。

ちなみにみなし残業制だったので残業代はつかない。

それから大人の事情で80時間を超える残業はまずいらしく、80時間未満になるように調整して出退社していた。

そんな働き方をしていたら入社して3ヶ月目か4ヶ月目くらいに上司面談があった。

早く帰れ、そんなに仕事ないだろ、と。

余計なお世話だった。いろいろ覚えたいことがあるし、いろいろやりたいことがあった。

例えばチームの運用業務の負荷が非常に高かったので、スクリプトを整備して負荷を下げたかった。

でもスクリプトをどう書いたらいいかからない。viかいテキストエディタも分からない。

なので通常業務を片付けてから残業していた。

さらにチームの年間目標の中に、チーム内で新規アイデアを数件だしましょう、というのがあった。

正直、通常業務で定時いっぱいになってしまって(運用負荷が高いし)、

そちらになかなか取り組める時間を捻出できない。

から、そんな目標よりも運用負荷軽減策に取り組みましょうよと上司相談した。

上司は、目標は絶対だ、最初から諦めるな、というような感じで聞く耳をもってくれなかった。

新規アイデア発表のネタをつくるために残業を積み重ねた。

ときには早朝出社し1,2時間仕事してから出勤の打刻をしてみたり、

退勤の打刻を忘れたふりしてこっそり徹夜したり、

しまれない打刻のごまかし方の手法も編み出していった。

そんなこんなで一年間を過ごして、12ヶ月中10ヶ月くらいは70時間~80時間残業時間(本当は超過しているが打刻の記録上では。)で働いた。

スキルも向上したし、以前に比べたら余裕時間は作れるようになったし、目標達成にも大なり小なり成果を残せたと個人的には思っている。

いくら要領が悪くても費やした時間は嘘をつかない。

俺は頑張った。

しかし、この年、自分が受け取ったボーナスは社内で最低水準の額面だった。

この評価が残業のしすぎによる影響かどうかはわからない。

自分としても残業の悪い側面は理解できるし、残業マイナス評価とする風潮が一部あることも知っている。

でも自分はそういう会社で働きたいとはあまり思わない。

熱意のおもむくままに愚直に働きたい。

頑張ったを評価してくれる会社だったら超頑張るんだけどな。

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