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はてなキーワード: 理系とは

2024-05-29

anond:20240528060503

男性は古くから、「家計を支える」「家族を守る」といった強い責任感やプレッシャーを背負ってきました。近年、ジェンダーロール意識は変化しつつありますが、社会全体ではまだまだ男性優位な考え方が根強く残っています

高度成長期の男の自殺率は低く、氷河期に入ってから男の自殺率は跳ね上がった。

https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/tokusyu/suicide04/2.html

まり、「金が稼げて、仕事も充実している」という比較プレッシャーが軽微な時代は男にとって満たされやすく「生きやす時代だった」と言えるが、「金が稼げない」時代突入した瞬間にプレッシャーが増して「生きにくい時代」になった、と。

 

では、「金が稼げないならば妻にも働いてもらおう」とすれば責任感やプレッシャーからも開放されるはずなのだ

まり共働きが当たり前の世界になれば良いはず…なのにそれでも男のほうが死亡率が高い。

 

男性は、問題を抱え込んでも外見に出さずに我慢する傾向があります。周囲に助けを求めることを恥じたり、弱みを見せることを恐れたりする気持ちから、一人で悩みを抱え込んでしまうのです。

これは大いに有り得る話だ。自殺者の年齢別で見ると45歳以上になると急激に増える。

だとしたらこれは男の子に「周りに相談することが大事だし、弱みを見せないのがかっこよさとか強さではないよ」と教育するしかないよね。

 

3. メンタルヘルスへのアクセス

ちなみにこれは男女で自殺者数そんなに変わっていない。

というよりも「うつ病」は女性のほうが自殺している。

でも男と女受診率は1:2らしい…。必ずしも因果関係にあるとはいえないし、あと統計の取り方もあるからなんとも言えないけれど

きちんと受診して服薬してコントロールできていれば男の自殺率は減るかもしれないし、逆にうつ病での数は増えるかもしれない。(診断される数が増えるから

なんとも言えないけれど、他の医療でも男のほうが女よりも病院に行かないので健康診断の結果を放置するアホはとっとと病院行けやと思う。

(受療率は外来で男が4,393、女が5,743)

とはいえ、これは女のほうが病院に行く回数がそもそも多い(妊娠出産で行ったり、子供の付き添いで行きやすい)ので病院に対する抵抗がないというのもあり得る。

女性の数が増えると、子供目線からみても「病院には女性が多い」となって、女の子は成長して病院に行きやすくなるが男の子は「女性の行く場所」として避ける可能性もある。(理系女子が少ない理論

男も病院積極的に行けば改善されるのかもしれない。

 

が、後述するテストステロンによる価値観邪魔をする可能性は非常に高い。

 

4. 死への手段

手段問題なのではないと思うけれども…。

ちなみに自殺未遂で救急搬送されて生還した人を0(つまり全員自殺で亡くなった)と計算しても

男の自殺者数は女の1.5〜2倍程度になるので、どっちにしても高いんだよね。

 

5. 経済格差

元々女の方が収入が低い。なのにも関わらず、

自殺の原因別で見ると経済面問題では女の自殺率は男の14%

職場関係解雇仕事の失敗、人間関係等)では17%

 

一番最初引用でも書いたけれど、「高度成長期自殺率が低かった」という観点から見ても「男女で働いて収入を得ても男は自殺する」ならば「単なる金銭だけではなく他の要因」も考慮すべきだよね、と。

6.DV被害

これは「男のくせに」とか「父親なのに育児家事もしないなんて!」みたいな精神的な暴力DVに含まれる…らしい…けど

そもそもそれならそんなことを言われない男尊女卑時代は男の自殺は少なくならないといけない。なのに2000年氷河期以降)から男の自殺率が急増している。その頃はまだ男尊女卑の傾向が強い時代だったにも関わらず、だ。

というよりも、「女のくせに」や「女は男に黙ってついてくればいいんだよ」という女性へのDVが昔は当たり前のようにあって、それが減ってきた今と比較しても女性自殺率は昔と今で大きな変化がない(多少減ってるけど)

DV被害自殺の要因になるのであれば、耐えていた女は「精神的に自殺に追い込まないようにするなにかがある」のではないだろうか…。というと、これが「周りへ救援を求める姿勢」になるんだろうな。

個人的感想 

個人的に言えば「男のほうが元々突発的に死にやすい」んじゃないかと思う。

でもこれって「精神メンタル)の問題」かと言われると「メンタルってなんだよ」ってなる。

 

そもそもこの差異はなにかと思って色々しらべてみると、色々な人が言っている通りテストステロンセロトニン関係が深い気がする。

 

男はテストステロンを増加させることで強さを維持しようとするし

女はセロトニンを増やすことで幸福感を増強しようとする。

女にとって重要セロトニンは、友達とおしゃべりをする、好きな買い物をする、美味しいものを食べることで増えるという。

これを遮断されれば女も自殺するだろう。若い女性と高齢者自殺者が多いのもセロトニンの分泌を十分に行う行動ができていないからと考える。

 

一方で男のテストステロンは、スポーツをする、性行為をする等で増える。

が、テストステロンは加齢とともに減る。性行為も減る。

45歳以降の男に自殺率が増えるのはこれだと思う。

 

若い頃にテストステロンを多く分泌していて、「強さ」と「孤高」で戦ってきた男にとって

テストステロンの減少は活力を減らし、「強さ」「孤高」が邪魔をして外部への救援を妨げ自殺へと繋げてしまう。

テストステロンの多さが「男らしさ」であり、「かっこよさ」だと思っていると、それが減れて崩れればいとも簡単うつ病になるだろう。

 

ほいじゃあ、男もテストステロンセロトニンをいい感じに維持できれば自殺は減るんじゃないの?と思うんだ。

高度成長期男性自殺率が低かったのも「働いて稼げて日本の成長が目に見えていて達成感もあり、結婚して妻と子供を養う強さの実感」=テストステロンが出やすいだったんじゃないか

 

でも今はそんな時代じゃないかテストステロンだけでは生きていけない。

からパートナー永遠に続く友人、あるいは子供がいて、それらに愛情を感じてお互いに尊重あい孤独感が薄れる」=セロトニンの増加 を追加することで自殺率は一気に減るのでは?と

 

でも、そんなの若いうちに気付くわけないじゃん。

テストステロンが「強さと孤高こそが最強」「てっぺんにいることが存在価値」みたいに持ってくし、性欲こそ男の象徴みたいなところがあるし。

増田ならわかるでしょ。若い頃ってそういう「馴れ合い邪道」とか言ったり「血気盛んな時期」と言って誤魔化していた時代があったはず。

 

ホルモンによる性質を理性と教育でどこまで抑え込めるかが今後の高齢男性自殺率低下に繋げられると思っているけれども、

厳しいよなぁ。

 

何が言いたいのかと言えば「女は自分メンタルを維持するために適切なホルモン理解し、それは行動の妨げにならず男に比べてメンタルの維持では優位である。男は適切なホルモンが加齢とともに維持しにくくなり、これまでのそのホルモンによる行動や経験メンタルの維持を妨げてしまう」のだろうと。

ただ、男のテストステロン競争を誘発して、より強い遺伝子を残すことにつながるのでテストステロンをなくすことが必ずしも良いとは限らない。

まりホルモンからして詰んでる。

やばい

anond:20240529110746

女は男ほど男を顔で選んでない

顔の良い男は好きだがそれはスイーツ感覚で好きなのであり、日々のパンとして付き合う男は顔では選ばない

で、メンタル安定してる男はブサイクでもチー牛ポジにはならないし彼女もできる

理系大学でチェックシャツメガネ男を百人単位で見てきた経験上そう思う

顔がいいのでチー牛ポジションにならなくて済んでる男はいるが、顔が悪いかリアルでチー牛ポジションになってる男はいない(ネット画像だけさらされてチー牛扱いされてるとかはある)

2024-05-28

anond:20240528121424

理系IT職だけど、理系は大局観も社会性も乏しい奴ばかりで、日本人がこんなのばっかりになったら終了だなって思いながら働いてるよ

anond:20240528115749

普段は「文系理系という分類自体おかしい!」と言いながら、理系disるときだけは「理系文系教養嫉妬してる!」「理系無知の知を知らない!」とか言い出すのが文系

文系理系という言葉が良くない

英語だとArtとScienceなのだがなぜか日本語になると文系理系。これはおかしい。サイエンスというのはガリレオ・ガリレイから始まる知のメソッドのことである。これの対象が何であるかは関係ない。サイエンスをするというのはそういうことであるアートというのは人間が作ったもの会得したものであるサイエンス自体アートである

anond:20240524223357

20年以上前理系修士やってた。

 

週1で発表的なものもあったけど、全然負担じゃなくてちょうどいいペースだった。

適度に研究して、適度に授業受けて、適度にバイトして、適度に遊ぶ、人生の中でもかなり融通が効いて楽しい期間だった。

 

先生ダメ出しされたこともあったけど、自分が甘かっただけで、ハラスメントではない。

そういう時代だったのか、自分環境特殊だったのか。

 

ちなみに別の学科修士の友人も自分よりは忙しそうだったけど、学校プライベートも楽しんでた。

2024-05-26

https://anond.hatelabo.jp/20240526174906

   線形計画法は、私が受験した2003年の東大文系理系共通問題、2013年の問題にも出ている。線形計画法というのは、平面上の方程式で囲まれる部分を条件として把握し、

   関数がそこを通るとき変数が動き、その接点で最大最小を取るという理論であり、 2002年に、北予備里見先生が、 最近は、線形計画法流行っているという授業を行い、

    2003年の東大入試採用された。

     東京大学入試では、  2006理系から、 難しい補題を要する問題が出ているが、その補題は、設問(2)に結論が書いており、受験生には、それを簡単証明して、

  (3)に行くように指示している。 一件記録検討しても、東京大学で、技術的に高度な問題が出た形跡はない。

    右田明子は、2003年に文Ⅰに受かっているので、 数学の (1)積分(2)線形計画法(3)数列(4)確率、を解いたはずだが、 順に、異常に計算量が多い、

  (3)は、計算技術必要であり、それがなければ、答えが出ないものであった。 

anond:20240526010152

文系のことは知らんけど、自分のいた研究室毎日来るのが当たり前の情報系だったので、そことは大いに違うな。

「これでは修士に値しない」と卒業できなかった

個人的感覚だと、研究室が課している出席のルールを満たしていてこれはちょっとあり得ない。

過去卒論をそんな理由で失敗していた学生なら見たことはある。

学部3年のころ、先輩方の卒論発表会を傍聴してたんだけど、

一つ下の学年の自分から見てもヤバいと思うような発表内容で、回覧に出されていた卒論ほとんど何も書いてない感じのだった。

後で聞いた話だと、その発表をした学生ほとんど研究室に来ていなかったらしい。

...まあ、こういう状況で「これでは修士に値しない」はわかるけれど、それなりに研究室に来ているのにそれをもらうのははっきり言ってブラック研究室

実際に見たことはないんだけれど、自分のいた学部にかつて卒論発表会で自分学生パワハラを始める人がいたらしくて、

その研究室に行くとヤバいってことが知られているところがあったな。

今でいうAIのような流行ものテーマを扱っている研究室だったので、憧れだけで研究室を選んで地獄を見る場所だったらしい。

文系大学院常識は知らんけど、自分感覚だと修了率50%は相当ヤバいと思う。

ゼミ以外の時間は(研究質問に)来ないでね。

この研究室論文を書く場合って、指導教官はauthorに入りますか?

ゼミ指導をしたと言えば言えるのかもしれないけれど、文系研究室はえらく気が長いんですね。

月1程度(1回1.5時間ほど)以外は研究について話すのNGなんですよね。

研究を進めるうえで研究室特殊機械を借りたり、先生の人脈を使ったりしてますか?

自分感覚だと、その程度の相談時間で、研究室リソースも使わないとなると、指導教官をauthorに入れていいのか怪しいレベルだと思うんだけど。

ちなみに、自分のいたところは毎日指導教官テーマについて話してました。

論文を書くときは構想から相談して、添削もしてもらってました。

増田君が言いたいことはこういうことでしょ」と先生が書き直したことも時々あったので、ぶっちぎりでauthor感があった。

ゼミでのご助言が抽象的すぎる

これが1カ月に1回。ほんとに研究室の進捗がslowなんだな。

そして、シン・仮面ライダーメイキング(NHK制作ドキュメンタリー見てくれ)よりもひどい世界だ。

早いフィードバックで何度も回すのが自分の周りだと普通なので。

もちろん、先生に毎回確認するのは気が引けるので博士などの人が先生質問をするときに一緒に居たりして、一緒に先生の話を聞いて意図を組んで、その人と壁打ちをすることが大半だと思うけど。それでもって、その博士の人もauthorに含まれる。話しているうちに博士の人のアイディアが入ることもあるし。

私たちに聞かれても、知識がないからわからない。私たちを頼りにしないで」

別に正直でいいと思うんだけれど、先生の知り合いでその分野に明るい人を紹介してもらって共同研究できないんだろうかとかは考える。

ヒステリックになっていると言われる

先生同意ちゃうかな。

先生方は現状をどのようにお考えなのですか」の回答はそんなに問題があるとは思えない。

「お考えですか」だからね。

大学としてこの修了率は普通ことなのか、普通じゃないのか?みたいなところからだな。普通のことだったら、それ以上の会話はないよ。

普通じゃなかったら改善案についての話になるけれど、普通のことだったら改善などないからね。

正直、元増田お気持ち表明以上の意味がある質問には見えない。

納得いかない感情をぶつけられても困るだろうなと。

修了率が高い研究室に移れないかを考えてもいいとは思うけれど。

計画性がないと言われる

ここまで読んでいて思うのは先生には学生を育てる動機づけがないってことかな。

先生問題というよりも、大学やその業界問題のような気がしてならない。

うちの分野だと自身研究成果はさておき、育てた学生(特に博士)の数や研究評価対象になるので、下を育てることにそれなりの動機付けがある。

多分、指導能力がない(学生を育ててない)人はテニュアトラックに乗れないんじゃないかなと。

あと、先のところでも書いたけれど、もしかして元増田の通っている大学院別に修了しない学生が多くても構わないって思ってない?

自分のいたところはその分野の人材を育てるという意味合いもそれなりにあったのか、修了率はかなり高めだったと思う。中途で消えた人は見たことない。

でも、修了率50%でなんとも思わないというのは研究室どころか、その専攻科がそれを良しとしているとしか思えない。

休みメールすると怒られる

え?先生って定形勤務なの?てっきり裁量労働なのかと思ってた。

働きたかったら何時間でも働いていいけれど、働きたくなかったら別に何もしないでもokみたいな。

ふんわり定時みたいなのがあったほうが自分学生も働きやすいからそういうのをやっているだけかと思ってた。

前述のとおり、先生には学生を育てる動機づけがないと思う。

でも、この書類GW直後に見てもらうのだと間に合わなかったんだろうかとも思ったりする。

先生だって休みの日を休みの日として過ごす時間必要だと思うので。

家族サービス中にちらちらとメールチェックをするのはokですか?ngですか?

旅行に行けるような休みは、去年の年末からありません。

これは理系だと普通という認識

ちょっと研究室にいた時間と自宅にいた時間かぶってて、なんかおかしいので時間帯はわからんけど、

理系だと追い込みの時期に研究室に住んでいるみたいな人は普通にいる。

ま、事実上研究室に住んでいるような人生研究に捧げた先生なんかもいるらしいしね。

学位論文書いてた時は研究室から徒歩数分のソバ屋で年越しそば喰って、正月研究室にいたけれど...

大学院はこんなものですか?やっぱりおかしい?

研究に費やす時間についてはこんなものだと思う。修了できなかったら死ぬみたいな気持ちでやってたのは事実で、文字通り命を削って学生してた。

親はモラトリアム楽しんで遊びに行っていると思っていたようで、恥ずかしいからと親戚の集まりに来ないように仕向けられてた。

就職して思ったけれど、仕事の方が大学院行くよりも楽だな。

労働基準法で守られているし、学位を取れなかったら死ぬみたいな謎な緊張感もないしね。

でも、指導教官対応はなんかおかしいと思う。そもそも学生を育てようとか卒業させようとかい意思を全く感じない。

でも、それは個人問題というよりもシステム問題なのかもしれないとも思う。

もし、増田の分野が人を育てることを重視していないなら、それは業界問題であって個人問題ではないし、

そこは手厚い育成を求める人たちが行ってはいけない分野なんだと思う。

アカハラで(学校以外で)駆け込むとしたら、どこ?

法テラス

普通に考えると、この手のトラブル弁護士に話す案件かなーと思った。他の人の状況や客観的証言を集めたかったら探偵も使うのかもしれないけど。

anond:20240524223357

理系大学院じゃなくて文系学部の方の事務派遣職員だけど。

大学って場所では、変な先生には本当に常識が通じないんだよね。

人としてそんなこと言っちゃダメでしょ? とか、我々事務職に対する無理難題とかもないわけじゃない。

先生方は自分研究が最優先なのは分かるんだけど、社会大学ルールを逸脱するようなのはいかがなものかと思う。そこまで無茶を言う人はそこまで多くはないけど、いらっしゃるんだよな……これが。そういう先生には派遣じゃなくて大学職員さんが直接対応してくれたりしているけど、こんな人が教授やってたりするんだ……って最初の頃はマジでビビった。

文系学部ですらそんな状況なんだから理系の院で研究室でとなると、先生絶対的権力者みたいになっているんじゃないかと思う。

から読む分には増田の事例は、アカハラしか思えないよ。

一般社会ではそんなになんでもかんでもできなきゃ生きていけない……とかはないからね? もちろん、それなりの能力はあった方が有利ではあるけど、その程度だと思う。無能死ぬしかないとか生きていけないとか、そこまでじゃない。

大学当局としても、学生さんが無茶をやらされているとしたら見過ごせないはずだから(そこは学部も院もないと思うよ)、なんとか、学生相談室とかにつながって欲しいな。研究が忙しいなら、例えばメール相談とか受け付けてないかな?

ウチの大学学生相談室ではZoom面談もやっているみたいだった。そういうこともあると思うので。

研究室の中のことは大学当局からは残念ながら見えづらい。声をあげてもらった方が大学としても助かると思う。この先、院を続けるにせよ、やめるにせよ、大学側への相談はした方が良いと思うよ。

学生さん人格をふみにじるようなことは、教授だろうと誰だろうと、人として言ってはいけない! 言ったとしたらそれはおかしな人だよ。

2024-05-25

anond:20240524223357

自分研究室がつらすぎて大学院中退した


当時自分が置かれていた状況とあまりにも似ていて、読んでて胸が痛くなった。

元増田を読んでたら居ても立っても居られなくなったので自分経験を書こうと思う。

増田の今後の人生の助けになればと思う。


自分10年ほど前、某国理系単科大学とある実験研究室所属する院生だった。自分もその分野の研究に興味があって研究室に入ったのだけど、指導教員問題のある人だった。元増田教員と同じように学生に対して「こんなんじゃ社会に出たとしてもやっていけない」と発言したり、お盆にも実家帰省させず実験をするように学生強要したりと、まさにアカハラ教員だった。でも多分元増田指導教員の方がもっと酷い。当然自分含め学生たちは毎日深夜まで研究室で過ごしていたし、休日大学に通うのが当たり前だった。


そんな状況の中過ごしていた自分は無事大学院入学半年ほどでメンタルを崩し、次第に自殺の二文字が頭にチラつくようになった。今となっては何であんなことで深く落ち込み悩んでいたのだろうと思うけど、社会に出て働いたことの無い人間が、自分より社会経験のありそうな人から「お前は社会に出ても使えない」と言われ続けられれば、そうなってしまうのも仕方ないよなと感じる。かくして自分メンタルは順調に蝕まれ、結局朝、布団から起き上がれない状態までいってしまった。


そんな自分を救ってくれたのは旧Twitterだった。学生の頃の自分ツイ廃で、メンタルがやられていたのもあってぼーっとタイムラインを眺めることが多かった。インターネットはいろいろな人がいて、自分と同じように過酷研究室で過ごす人の愚痴だったり、そういう研究室で過ごしていた人の体験談などが書き込まれていた。特に自分の目を引いたのが大学院中退して就職したという経験書き込みで、そこに書かれていた「社会では案外なんとかやっていける」といった文章自分の道が開けた。というかあの頃の自分は藁にも縋る思いで、あの地獄のような環境から抜け出せるのならばなんでも良かった。


大学院を辞めて就活しようと決心した次の日、両親にそのことを相談した。いきなり辞めるのではリスクが大きすぎるということになり、1年間大学院を休学することにした。学生課に休学届を提出し、指導教員今日から研究室に行かないという旨のメールを出した日のことは今でも忘れられない。平日の真っ昼間に大学の外をふらついているという現実が信じられなくて、自分自由になったんだという実感がなかなか得られなかった。それから1週間くらいは家でゲームをしたり、都内観光したり、目一杯遊んで気分をリフレッシュした後、就活モードに切り替えた。


大学院を休学する前から就活ターゲットは決まっていた。公務員である公務員就活新卒であるかどうかが関係なく、年齢の条件と公務員試験クリアすれば採用される。自分みたいな人生のレールを脱線しかけていた人間にもリカバリ可能である。そして自分試験に受かるために半年間ひたすら勉強した。1日何時間勉強するのは大変だったけど、研究室に閉じ込められて夜遅くまで過ごしていた時と比べれば屁でもなかった。そして最終的には某地方自治体試験合格し、内定いただき大学院には休学期間終了後に退学届を出した。今も同じ職場で働いているけど、メンタルよわよわでどんくさい自覚がある自分でも仕事は続けられてる。


長々と自分語りをしてしまったけど、伝えたいことは、あなた人生はこんなところで終わらせるべきではないということ。

あなたはまだ本格的に社会に出て仕事をした経験がないから、指導教員の言うことだけが正しいと思っているのかもしれないけど、結局その人もn=1にすぎない。

普通組織は、あなたあなた指導教員が考えているほど厳しくない。

しろ大学教員の方が人生ほとんどをアカデミック世界で過ごしている訳で、そっちの方が「社会を知らない」のではと思う。

人生、辛いことがあったら落ち着くまで休んでもいいし、なんなら逃げ出しても構わないと思う。


自分大学院中退から就職公務員)を選んだけど公務員仕事内容は相当ブラック。それでもブラック研究室よりはマシだし、同僚や上司に恵まれれば(自分は運よく良い人たちに巡り合うことができた)やりがいを持って仕事をできる。多分これは民間企業就職したとしても同じだと思う。

ただし中退もいいことばかりでは無い。大学院中退したという事実は、周りは気にしないと言ってくれるけど、自分就職後も長い期間負い目に感じていた。ある決断を下す前には慎重に考える必要があると思う。


元増田人生元増田が決めるしかないのだけど、最悪の決断を下さないことだけを切に願う。

2024-05-24

【君には自覚あるかな?】知能には二段階あると気づいた。

馬鹿と話してるとわかってくるんだけど、あいつら、自分他人の話を聞けてないことを、むしろ理解力の高い証拠と思ってるんだよな。

 

馬鹿セルフエコーチェンバー

頭のまともな人は、相手が何を言ってるかと同時に相手が何を「言ってないか」をちゃんと聞いてる。

行間はもちろん読むけど、読んだ行間をそのまま受け取ると馬鹿に見えるってことを理解している。

「今俺のこと馬鹿にしたな?」と思っても、相手が直接それを表現しない限りは「誰が馬鹿だ」なんて怒ってはいけないと理解している。

この峻別ができないと、頭のまともな人の会話では相手にされない。

 

でも馬鹿ってこれが出来ないんだよな。

馬鹿にされたと感じたら、それを「感じた」という時点で相手が言ったと同じと見なして怒るんだよ。

しかもそれを本人は、ちゃん行間を読む知能が高いから怒れるんだと思ってる。

 

まり、知能には二段階あるんだよな。

知的障害レベルと「馬鹿レベルをわける線として、「行間を読めるかどうか」。

行間を読めるだけの「馬鹿」と「まともな知能」のレベルをわける線として、「言っていることと言っていないことを精査できるかどうか」。

最初ラインを越えただけで自分が賢いと思い込む馬鹿ほど、次のライン存在にも気づかずに、そこに達してないことをむしろ賢い証拠とすら思い込むという。

 

教育問題

これ、いわゆる「文系理系の差」にも近いものがあるかもな。

もちろん文系と言っても、法曹系や論文を書くレベルの学があれば、「書いてないことを読み取っちゃいけない」はわかるんだけど。

本当に単なる「読書好き」くらいの一般的オタクみたいなのになると、前者のライン増長してるやつが結構いる。

 

何が書いてあって何が書いてないのかの教育って、欧米では大事なことだと認識してるから大学生になってもしつこくやったりするんだけど。

日本だと、大学受験レベル国語の読解ではなんとなく問題に盛り込まれているけど、それを「大事だぞ」と明言して徹底的に叩き込むってことを全然しないよな。

これって、結局日本科学政治凋落した遠因だと俺は思うよ。

2024-05-23

既婚者が合コンに行った

スペックは、女、20代後半、既婚2年目、子供無し、共働き

夫が海外出張で、独身謳歌中と公言していたのがいけなかった。金曜日ランチ後、後輩女子から「今晩、お暇ですよね?」と尋ねられ、嫌な予感がした。私の悪い予感はよく当たる。確率だとか前頭葉がどうだとかいツッコミはいい。理系卒だし、そんなことは知ってる。

合コンで当日欠員が出たから参加して欲しいと頼まれた。数合わせで呼ぶな、失礼だろうと笑って言うと、彼女男性幹事がお目当てで、どうしても彼の顔を潰したくないと、いつになく真剣な顔だった。彼女は埋め合わせに高級イタリアンランチという餌までぶら下げた。

だけど、その日は服も化粧も地味だったし(いつものことだけど)、いくらなんでも当日に言われても絶対無理だと断った。後輩は服は全然それで問題ないです、化粧品は貸しまからと、最後土下座までしそうな勢いだった。化粧品の貸し借りはないなと思ったけど、彼女はいつも仕事で面倒かけてたか最後は渋々了承した。

合コンなんてもう3年くらい行ってなかった。その時の合コン参加者のうち20代後半は、私と男性側の1人だけと聞いた。他は全員が20代前半だ。合コン20代前半と後半って、結構ジェネレーションギャップが出る。私は逆のパターン合コンに出たことがあるけど、男子トイレで酔った男性たちが大声で年上女性をディスってるのを聞いた。だから了承はしたけど、めちゃくちゃ気が重かった。

終業後、会社近くの百貨店で派手目のブラウスを買った後、トイレに入って着替え、背に腹は代えられないから後輩の化粧品を借りて化粧し直して、髪をセットして、香水をふった。そして、心の中で夫に謝ってから結婚指輪を外し、着替えた服と一緒に鞄にしまった。実戦でないとは言え、参加する以上は戦闘モードに入らないと後輩にも他の参加者たちにも失礼だ。

後輩は準備万端整った私を見て、「20代後半なんて、言われないと絶対わかりませんよ」などとお世辞のつもりか言った。確かにそれは事実だったけど、わざわざ言うなお前もすぐそうなる。


合コン会場は料亭のような和食料理店だった。襖で仕切られた広めの貸し切り座敷で、その中央掘りごたつテーブルがあった。男性側はもう全員揃っていた。相手は全員、某大手総合商社務めと聞いていた。

その面々を見て死ぬほど驚くいた。同じマンションの同じ階、3軒隣のご近所さん旦那さんがいたからだ。ご近所さんどころか、両夫婦全員同い年で家族ぐるみの付き合いしてる人だった。20代後半の男性ってその彼のことだった。私と彼の奥さん親友みたいな間柄だったから、私は自分のことは棚に上げて、合コンになんか参加している彼に物凄く腹が立った。彼が私を見て目を見張り、一瞬、気まずそうな顔をした。それでもお互い素知らぬふりをして初対面の挨拶した。

食事お酒も美味しく、商社マンたちの話も面白くて、私もそれなりに楽しんだ。

席替えタイム説教してやろうと思っていたのに、全然、彼とは隣の席にならなかった。その間に、私は2人の男性からアピールされたけど、男探しが目的ではないから適度に相手をして、他の女の子たちの後方支援に徹した。私がいたからか、彼も同じような感じで振る舞っていた。

結局、席替えタイムで彼とは隣同士になれず、最後に残り者同士でやっと隣になった。周りの若い子たちはそれぞれカップルになり、掘りごたつに脚突っ込んだまま畳に寝転んで話をしていた。後輩も念願叶って幹事の彼と仲良く楽しようにやっていて私も嬉しかったけど、中には人目も憚らずキスまでする輩までいた。さすがにそれは彼が注意した。今ってそんなにオープンなのかと軽く、いや、かなりのジェネレーションギャップを感じた。そんな中、私と彼だけは座って話をした。よく男前性格と言われることのある私でも、近所の旦那さんと寝転んでは話せない。

「こういうのよく参加してるの?」

隣同士になった途端、私が聞くはずだった質問を彼は私の耳元で囁いた。二人で内緒話でもしているような感じになったからか、それとも彼の言い方に少し棘があったからか、なぜか私は動揺してしまった。私は結婚してから合コンに来るのは初めてだし、後輩に頼まれて仕方が無かったと彼にだけ聞こえるように言った。

説教してやろうと思っていた彼に、逆に言い訳をしているようになった私がモヤモヤしてたいら、彼は「そうだと思った。よかった。」と言った。年齢的な場違い感と、私の生真面目さを知ってたか想像は付いていたらしい。実は、彼も私と同じく欠員補充の参加だと言った。彼の奥さんが翌週まで沖縄出張なのは私も知っていた。年齢的場違い感ってなんですか、生真面目って馬鹿にしてるんですか、わかってたなら最初からそう言いなさいよ、よかったてどういう意味ですかと私が冗談めかして問い詰めると、彼はただ笑うだけで、私の質問には一つも答えなかった。私は服も化粧もいつもよりかなり派手目で、そんな格好を家族付き合いしている彼に見られるのは恥ずかしかったけど、気遣いなのか無頓着なのか、彼はそういうところには一切触れなかった。

その後は、お互いの仕事学生時代の話をしたり、内輪話をひそひそ声で会話したりして時間を過ごした。彼と二人きりで話したことなんて初めてだった。家族で付き合いしているくらいだから、もともと彼の印象は悪くなかった。その日は最初は気まずかったけど、彼の人となりをよく知ることができて、それまで以上に彼への好感度は上昇した。ただ隠れて二人だけで会っているようで、そのことには夫や彼の奥さんに対して少し罪悪感があった。彼がどう感じているのかはわかならなかったし、そんなことを聞いてはいけない気がした。

突然、「墓場まで持っていく秘密」という言葉が頭に浮かんだ。そんな言葉を思い浮かべた自分に深刻に考えすぎと自分ツッコミを入れ、酔っているに違いないと思い、そんな自分が急に可笑しくなって、危うく一人でけらけら笑い出しそうになった。間違いなく酔ってた。



気が向いたら続きを書きます




古臭くて20代が書いてるようにも令和6年の話にも見えないと書かれてしまった

生成AIに聞いたら一部の表現が古いと言われたから、確かに私の文体は古臭いのだろう

じゃあ20代文章ってどんなのかと聞きたい

私は同世代の長文なんて読んだことがないから分からない

コメントした人は「令和6年の話」と書いているからおそらく年輩の方だろう

そういう人たちがどこで20代文章を読んでいるのかには興味がある

年の離れた異性の友達がいるのかもしれない

2024-05-22

anond:20240522170109

通りすがり理系人間にそんなこと言われてもなあ….  

というか、あんた、こんな所を見張ってるんか? よっぽどの暇人なんだろうな

anond:20240521142537

学生時代から首・肩・腰の痛みに苦しんでいた。氷河期世代で何とか見つけた就職先では連日連夜の残業から来る首・肩・腰の痛みを発端に体調を崩して30代の記憶があまりない。整形外科で首や腰を牽引したり、温熱療法を受けたり、痛み止めを飲んだり、湿布を張ったりしても効果一時的だった。処方される湿布は年々価格が上がり、サイズが小さく、枚数が少なくなった。痛み止めの薬もいつの間にかジェネリックになり、リハビリテーション理学療法士がいなくなり、器具スイッチを入れるだけのアルバイトに替わってしまった。職場では最近後輩が二人目の育休を取得、仕事の負荷が増してついに肩が上がらなくなった。さらに期待の若手が大企業転職し、残業エンドレスになり腰の状態悪化メンタルも危うくなってきた。整形外科先生に痛みとつらさを訴えると、笑顔で「五十肩だね。加齢現象からしょうがないね」と言われて絶望した。

藁をもつかむ思いで近所に住む義兄が勧めてくれた整体院に行ってみた。地元民でもそれが整体院だとは気付かないほどの地味な外観で、立地が良いわけでもなく、保険も効かないので毎回安くはない施術料を払う必要があるが、リピーターが多く一か月前に予約を取らなければならないそうだ。その施術魔法ではないかと思った。長年苦しんだ痛みが一回の施術で楽になった。神経の反射を利用した手技らしいのだが、手や足を持って動かすだけで、強い力を加えるわけでもなく特別器具装置を使うわけでもない。技術伝承はすべてその術式の創始者から口伝に限られており、背景にあるはずの科学的な根拠を記した書籍なども皆無であるにも関わらず、プロスポーツ選手医療従事者なども施術を受けに来るそうだ。自分理系大学勉強をして科学知識はある程度持っていたつもりだったけど、この歳になるまで自分の痛みの癒し方すら知らなかったことに驚いた。

指定校推薦理系はやめとけ

出身九州田舎自称進。

模試ではE判定だったけど評点平均が何故か4.8だったこともあり、しれっと高3で私立コースに行き指定校の枠をGETして都内理系大学へ進学。現在大学一年

周りは旧帝東工落ち、早慶落ちの秀才しかいなくてまず基礎学力で負けてる。

授業もわりと理解できているが、今までしっかり記述をするタイプ模試試験をあまり受けてこなかった事もあり考査となるとどうしても点が伸びない。平均点60点の中間考査で30点取ってしまった。

あと意外と肩身が狭い。どこ落ち?浪人してる?という話題では影薄くしていないことにしてる。

指定校でーすwwwwww高2冬から勉強してませんwwwwwww」とは流石に声を大にして言えん。

2024-05-21

anond:20240521205002

> ・能力(知能)の平均値は男女で差はほぼない

あるぞ。

小3〜中3までの国語算数(数学)の学力は小6〜中3の算数(数学)以外は全て女子の方が平均値は高かった。

ただし、小3〜中3までの国語の平均の差が女子が+5pt近くあるのに対し、数学の差は女子が-2pt程度だった。

・だけど,標準偏差男性の方が大きい.

平均が女子よりも低い男子標準偏差が大きかったら、女子よりも学力が低い男子が多いと可能性が高いわけだ。

・このため,ノーベル賞受賞者とか超優秀な人は男性が圧倒的に多くなる

ノーベル物理学賞ノーベル化学賞ノーベル生理学・医学賞の受賞平均年齢は日本では65歳だ。

受賞に至るまで平均25年かかっている。

25年前、日本バリバリ男性社会だ。女子大学に行くな、理系に行くな、結婚して子供を産めの時代

というか25年前に40歳前後だった女性なんてそれこそ理系大学に行けてたら「珍しい」の部類だ。

その中で一握りの女子が頑張っていたとしても、結婚出産が壁になるし、ぶっちゃけここに至っては未だ男尊女卑なので…。

かに男性の方が能力が高い人もいるかもしれないが、ノーベル賞に関しては単純に「男の方が能力が高いからと論じるにはまだ早い」である

どちらかというとプロ棋士とかそっちの方がまだわかる。

・また,犯罪を犯して刑務所に入る人たちも男性が圧倒的に多くなる

それにしても圧倒的すぎるんだよな…。トップが頑張ったってそれを無駄にするロクでもない男が多すぎるんだよ。

世渡り上手かどうかはともかくとして、学力知識技術という面については、オウム真理教男性信徒

頭がいいと勘違いしていたのではなく、実際に頭がよい者が多かった。

なぜなら、オウム真理教は、男性については理系高学歴を集中的に勧誘していたためである

 

バカ男性」はそもそもオウム真理教勧誘される機会自体が少なかったため、その数も少ない。

   トゥサンルーヴェルチュール :  中米革命であるが、東京大学世界史に出題が存したわけではない。 代々木ゼミナール東大模試世界史で出題あり。

        東京大学で出題された世界史の珍問鬼門として非難を浴びた用語

                   (1)2002年    東南アジア中国の間における輸出入のプッシュ要因を論述させる問題として、16世紀アジア経済的専門性に集中した

                              問題であって誰も書けないのでむかつかれた。 文科2類生に有利で、 文科一類生、3類生は困惑した。

                       

       数学  1998年理系後期  グラフ理論   フェルミオン数を増やしたり減らしたりする作用に注目して論述させるもの

           2013年理系前期          メリーガーデンの6階の板津素子婆が、 異常な難問を出した。 理3でも84点が最高で満点はいなかった。

           

       

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