はてなキーワード: 帳尻とは
すごい久々にここで書くなあ。
少年ジャンプ+には「インディーズ連載作品」というカテゴリがあり、いわく「ジャンプルーキー!」というアマチュア向け漫画投稿サイトの「連載争奪ランキング」で人気の作品が連載されるらしい。はてなでも人気の『ラーメン赤猫』なども、元はこのカテゴリの作品だったけ?
そんなカテゴリで最近始まったのが『刃ノ眼』である。他のインディーズ連載作と比べて明らかに“ローコスト”な絵、読んでいるだけで“むず痒い”作風。一見すると「これがジャンプルーキー!で人気なのか?」と思ってしまうほど。絵は自分でも描けそう、ストーリー設定も目新しさを感じない。しかし本作には“独特な魅力”がある、と私は思う。
本作の魅力を一言で表すなら、「全体に漂う“中ニ病が描いた漫画っぽさ”」にある。これは「中ニ病にウケそうな漫画」という意味ではない。それだったら、より実力も知名度もあるクリエイターたちによる既出作品の方が圧倒的に面白いだろう。『刃の眼』は、そういった既出作品を嗜んできた思春期の若者が、自分のノートに思うまま書き連ねたような“青臭さという概念”を希釈なく形にしているといえる(漫画としての体裁は整えつつも)。
まず、全体的に“作り手の照れ”を感じさせない。主人公の性格、言動、能力はどれも中ニ病イズムに溢れているが、それを「これはさすがにアレかな」とか、「このあたりで帳尻合わせとくか」みたいな自重がほとんど感じられない。しかし、ここで下手に照れてしまうと、かえって凡庸な作品になってしまうだろう。
次に“絶妙に絵がローコスト”なこと。お世辞にも美麗とはいえない絵だが、5W1H(いつ、どこで、誰が、何を、なぜ、どのように)は分かるし、構図とかは意外とちゃんとしている。
更に“ボキャブラリーが多くない”ことで読みやすくなっている。中ニ病といえば、難解な漢字や無理な当て字を多用するイメージがあるが、そういうステレオタイプを抜きにすれば中二病の語彙力はあくまで中ニレベル。そんなに凝った言い回しや言葉選びはしないのだ。
次の項目からは本作の1話感想と合わせて、その“っぽさ”を語っていく。
1ページ眼は、“自分は異常だ”と、“何か特別な力”を持っていると語る主人公のモノローグから始まる。理想的なスタートダッシュといえよう。
そして、次から早速その力に目覚めた主人公の、ありがちな能力説明から。能力に目覚めるまでの激的なエピソードなんてものはなく、「主人公は、刃を生み出せる眼を持ってます」というタイトル回収をさっさと済ませる。最初から飛ばしすぎかと思われるかもしれないが、これは作者の中で「主人公は刃を生み出す能力を持っている」というのが大前提にあり、それを描きたい欲求が先にあるからだろう。そのために起承転結とか序破急とか、丁寧な構成をやろうとすると描いてる側が楽しくない。
次に主人公が戦闘狂に目覚めた際のエピソード。能力に目覚めたときは特にエピソードがないのに、こっちには用意されている。作品説明には「ある事件をきっかけに自分が戦闘狂だと気づいた彼女」と書いているが、それほど大したエピソードではなく、主人公が学生同士の喧嘩を見て思わずほくそ笑むだけ。
だが、そこで笑っている主人公に対し、クラスメートが「恐い」とわざわざ言っていることがポイント。喧嘩を興味本位で見ている輩なんて実際いてもおかしくないが、ここで第三者に「恐い」と言わせることで主人公の異常性に説得力を持たせたい……という意図が見えることが面白い(そんな主人公の性質を「戦闘狂」という表現に収めるボキャブラリーも含めて)。
そして、ここからが本作のスゴさを実感する展開で、なんと主人公はいきなり空手道場に通い、しかも2ヶ月でマスターしてしまう。そんな主人公を見て、「天才」だとか「ダイヤの原石」と月並みな感想を述べる師範。そんな師範を尻目に、今日限りで道場に通うのをやめる主人公。そんな調子で、その他の武道もマスターしていく主人公。当然、これは主人公の異常性をより際立たせるための一幕であり、その後の戦闘シーンに多少の説得力を持たせるための下地作りでもある。
そこから主人公は自分の求める戦いのために研鑽を積んでいき、自分自身で「完成した」と実感するに至る。それはいいのだが、後のエピソードで主人公と同様の能力者が出てくるあたりで詰めの甘さが垣間見えるのもポイント。その能力者は主人公の知らない能力の使い方をするのだが、実際は大して意外性のない使い方。小さい頃から能力に目覚め、戦闘の才能もあり、それなりに修行もしてきた主人公がこれくらい独学で身につけられないのは如何なものか、「1話でお前“完成した”とか言ってたのに何なの?」と思われるかもしれないが、これにも理由がある。
主人公は空手を学ぶ場面で、相手のやってる技を数回見ただけで完コピできることを語っているのだ。つまり、これは「主人公が相手の出す能力を全ていなした挙句、自分のものにしてしまう展開」をやるためだろう。筆者がこれを書いている時点では、まだその展開になるかは知らないが憶測に基づいた状況証拠は揃っている。
そして準備万端となったところで、主人公の初死闘。身元を隠すために狐の仮面にマントっていうのが、もうね。そして嬉々として闘いに身を投じる主人公。絵がローコストだから「『こいつ、やべえぜ』って思わせたいんだろうな」って俯瞰してみてしまう。
銃に対処するシーンも理屈付けがシンプル。誰しも「自分だったら銃相手には、こう対処してやる」って想像をしがちだが、まさにそんな感じ。そんなこんなで無双しまくり、2年後には有名な戦闘狂として君臨していましたとさ。これで1話。
「私には超自然的な、特別な力があります」 ⇒ 「私の性格は異常です」 ⇒ 「私には並外れた才能があります」 ⇒ 「そんな私にふさわしいステージがあります」というのを自重せず、1話内に凝縮させている。でも読みやすい(人によっては読んでて居た堪れなくなるかもしれないが)。
このストーリー構成と設定で、お世辞にも綺麗とはいえない絵で描かれた漫画。そんな漫画がジャンプ+で読める。この体験含めてスゴいと思ってしまう。遠まわしな貶し記事と思われるかもしれないけれども、本心からこの『刃ノ眼』はスゴいと思っている。誰にでも描けそうにみえて、誰にも描けそうにない。あえて表現するなら「未完成であるが故に完成された」作品だと思う。作者がどこまで意識的にこの作品を描いているか知らないけれども、天然ならスゴいし、意図的ならそれはそれでスゴい。
本来15人ほど必要な仕事を、6人のスタッフと2人の新人で回している状態で、するとどうなるかというと、6人が2倍働いたうえで、新人の面倒も見ることになる。
当然うまくいくわけがないので、全員が毎日遅くまで残業してどうにか帳尻を合わせている状態が続いてた。
人手不足を解消しようと採用を行っても、出来のいい新人は入ってこない。
うちは同業よりも七割ほど給与が低いので、他社で落とされた人材しか回ってこないからだ。
面接で優秀だと感じた人に内定を出しても、「他で内定が出たので」と辞退されてしまうことが、月に1回起きていた。
状況を打破しようとして、給料があげられないか打診してみたが、話にもならなかった。
うちの部署の責任者である専務には、俺を含めて現場の人間が何度も進言したが、「仕事もできない新人に高い給与は払えない」と一蹴されてしまう。
俺たちは、2倍仕事をしたうえで、新人と5000円しか違わない給与で働いていることを忘れているらしい。
2年前まで、面倒見のいい課長がいたころは、それでもまだなんとかなっていた。
しかし彼が退職し、専務が直接うちの部署をみるようになってから、状況は徐々に悪くなっていた。
話を戻そう。
出来の悪い新人と、忙しくて余裕のない先輩の組み合わせで、育成がうまくいくわけがない。
一ヶ月ごとの報告で、新人の育成が遅れていることを知った専務は、決まってこう言うのだ。
目の前にある現実を直視すれば、仕事の覚えの悪い新人と、大量の業務におわれてイライラしている先輩がいるだけだ。
新人が質問しようとすると、先輩はパソコンから顔もあげず「ちょっと待って!」と言い、十分ほど放置されてから、ようやく質問ができる。
これで伸びるわけがない。
(「お前が悪い」と言われるだろうから先に書いておくが、俺はこの問題を認識していたので、質問されたら必ず手を止めてその場で話を聞いていた)
育成がうまくいかないのは、こうした現状が原因だと説明し、業務量を調整できないかと相談すると、「だから今採用をしている」と返される。
そこまでにかかった手間も時間もパーになり、また次の出来の悪い新人を育てるのだ。
中堅も1人辞めているので、今度は5人で業務を回しながら育成もしなければならない。
過去に違う部署の新卒に似た事例があって、親と相談して医者に連れて行ったところ、発達障害の診断が下されたらしい。
これが成功体験となって、ミスを繰り返す出来の悪い新人がきたときは「発達障害」のラベルを貼ればいいということになってしまったようだ。
つまり、専務は、『有能な人材を採用できない』『新人を育成できる環境を用意できない』
という管理職としての無能を、すべて「採用した新人がたまたま発達障害だった」という言い訳で乗り越えてきたのだ。
出来の悪い新人が「自分は発達障害なので仕事が覚えられない」といいわけをしたのではない。
無能な専務が「発達障害を隠して入社した新人のせいで自分が苦労している」といいわけをしているのだ。
「発達障害について調べたので詳しい」と自慢げに言うが、調べた情報のなかには「医者でもない人間が勝手に診断してはならない」とは書かれていなかったらしい。
結局専務は自分の無能と向き合うことなく、新人が辞め続ける状況のまま、2年が経った。
俺が辞めたときには、中堅2名と新人3名になり、業務の大半を高い金を払って外注業者に委託していた。
せめて1年前に外注業者を使えていれば、少しは違う結果になっていたと思う。
つまり「そういうもん」ってことだし
どこでどう帳尻を合わせてるのか謎
正確には過大な業務を割り振っておきながら、仕事多くてゴメンだけど上から叱られるからこれ以上は残業申請受けられないと言われ帰される。翌日私の残業時間を見た別の上司から目立ったことをするなと叱られる。だがそんなことをしていたら納期内に業務は終わらないのでどこかでなんとかする必要があり、土日や朝2時間前に出勤することで帳尻を合わせるようになる。PCを立ち上げるとログが残るので個人PCを使わずになんとか作業する。毎朝6時15分に来る私を知ってても全員黙認。病気休業1人+育休2人で全然回ってないのに人員増やしてくれないの控えめに言ってクソすぎる。
まあ残業代出ない事自体はもう別にいいやって諦めてるけど、何がしんどいって週2くらいの頻度でサビ残のプレッシャーかけられるのが本当につらい。「あなたはいいじゃん頑張れば周りが心配してくれるし笑 今の人は楽だよなー俺らの若い頃はそんなん普通だったよ?まあ土日や朝来るのは賢いやり方だと思うし目立たずやったらいいと思うよ〜」と去年の4月入社から死ぬほど聞いた。「やれ」と直接言われていなくても、そういうふうにプレッシャーをかけられるとやらなきゃいけないんだなと思うたちなので、念押しするように「いやそんなのやって当たり前だけど笑」みたいな態度を数十回も取られると、わかってるから、やるから、もう言わないでよと泣きそうになる。それでいて申し訳程度に身体だけは気をつけてねとかパワハラにならないように保険かけてくるのうざすぎ。いっそ完全に悪人面しろよ。「そうですよね、正直自分全然楽な方だと思うので!昔って本当すごい、パワフルですよね〜尊敬します~!」のテンプレ回答で機嫌良くなるおじさんにもうんざりだし、このあからさまな下手ムーヴいつまで続ければいいのかな。
単純に「俺ばっか譲ってね?しんどいな。」って思うことはないのかね?
そう感じないほど心が広いなら正直羨ましい。
恩着せがましいっていうけど、実際恩着せようと思って言ってる部分もあるんだよね。
その根幹には、「夫婦は公平であるべき」という理想論があり、また「公平であってほしい」という願望もある。
ただ自分の中で公平じゃなくてもいい関係性ってのが一つだけあって、それは相手が自分より劣っている場合。
わかりやすくいうと、子供やボケかけたような老人との間で自分が割りを食う分には全然構わないというか、当然だよなと受け入れられる。
ただ妻に対してはそう思えないというか、そう思うべきでない、そう思った時は本気で妻を見下した時だろうなと自分で思ってしまう。
いや、わかってますよ、それを一般に「器が小さい」というんだろうな、というのは。
すいませんね、本当。
お前らは二次萌え絵広告が違法または不正行為だと思って叩いてたのか?違うだろ?お前らいつも性的モノ化がどうとか、もっと高尚なところで戦ってるじゃん。
Colaboの会計についても俺は法律とかルールを超える範囲については他人に強制すべきだとは思わないから、Colaboが監査に引っかかってなんとか帳尻合わせようとするような団体でも法を侵さない限り好きにすればいいと思うけど、お前らは違うだろ。指摘されてから開き直るのではなく、公金と寄付金を扱う団体として透明性を高めるべき、今までの行いを反省して改善せよって批判するべきじゃないの?
あ、それともあなた達の道徳って、もしかして気に入らないものを叩くためだけにあったんですか……?そんなわけないとは思ってますけど、もしそうだったなら余計なお世話でした。
文盲が多いから補足しておいてやるよ。『自分の気に入らないことには高尚な道徳で殴りかかって、身内のことになると最低ラインの違法かどうかでだけ判断する』Colabo支持者は過去に自分が何を行ったかもおぼえてないダブスタクソ野郎だって言ってるんだよ。ついでに言っておくと、俺が道徳に従わないとも言ってない(他人に強制しないとかいただけ)し、ダブスタを指摘するのが趣旨だから監査結果の中身とかその対応についても議論の対象じゃないんだわ。あと現段階で貧困ビジネスが明らかかのように突っかかってくる暇アノンはくせーからこっちくんな。
大変申し訳ありませんでした、ご指摘の通り、公金を使った都の委託業務と営利企業の広告、どちらがより高い倫理観をもってのぞむべきかは明らかでした。このような特性の異なるものを並べて議論してしまい失礼いたしました。これでいいか?ん?
https://note.com/thibiki/n/n747d86799cd8
この人を擁護するわけではないが、編集者というか出版社に属する(あるいは属していた)人間が、個人として具体的な原稿料に言及するのは正直難しいだろうな。
というか外野は原稿料を知りたいかもしれないが、大体の相場は普通に編集者と仕事していれば教えてくれるので、漫画家はそんなに知りたいとは思わんのよね。
1回も投稿したことない新人漫画家くらいは知らないかもしれないが……。
1番良いのはレーベルとしての相場を記載しておくことだと思う。ジャンプ+を各編集部は見習おう。サイトくらい作れるだろうし。
https://rookie.shonenjump.com/info/entry/201907_blog
上記のサイトによると、ジャンプ+の「連載」の最低ラインは12000円。
これを見た時、個人的には流石ジャンプ系列のレーベルだな……と思った。
10年~数年くらい前までは、大手の最低ラインは7000円くらいと言われていた(エッセイ系はちょっと分からん)。
個人的な肌感として、一応その最低ラインは今もあると思うが、ほとんど8000円以上だと思うんだよなあ。
ただ増田は男性向けレーベルを主としているので、女性向けは最低ラインくらいが多い可能性、というかそれより低いかもしれない。
このマンガがすごい!とかでオンナ編があるのも仕方ない。ああいう形でスポットを当てないといけないジャンルだと思う。
話は少しそれたが、男性向け漫画の原稿料は低い時に比べたらいくらかは底上げはされているという印象だ。
ブコメにも少しあがっていたが、昨今溢れている「なろう系」はかなりあがっている。
少しぼかした表現になって申し訳ないが、大手のなろう系コミカライズの相場は10000円前後だろう。新人はもうちょい安いかな?
KADOKAWAやスクエニがなろうでヒットを連発していたところに、講談社(というかマガポケ)が参入し、作画作家は取り合いの様相だ。
自分の作品を読んでいないであろう編集者から連絡がくることもあり、条件は良いけどこいつテンプレメールで済ませているな……というのもすぐ分かる。
※そうじゃない編集ももちろん沢山いる。ベンチャー系の新興レーベルの編集者はこれをやりがち。これを読んだらすぐやめろよな?
引き合いは沢山あるから、条件の良いところと……という選択が、作画が得意な漫画家にあるのは個人的には良いことだと思う。増田も大体この辺の相場で仕事をしている(正確にはしていた)。
ちなみにこれは男性向けに限った話ではない。
女性向けのなろうコミカライズの相場もかなり高い。個人的には男性向け以上にレッドオーシャンな気もしているが……。
こっちはKADOKAWAと一迅社の市場というイメージだが、他の大手出版社が参入してくればまた原稿料もあがっていくのかもしれない。
が、低すぎるということはない。下がり続けている小説家の印税と同じくらいにはもらえている。
何より、なろうコミカライズは紙が売れなくても電子が売れる。そして電子印税は紙より高いので実入りが良い。
※紙の方が刷った分もらえるので、発売とのタイムラグなく収入が入ってくるのは助かるが
……という感じで、なろう界隈の原稿料はあがっているし、それに引っ張られる感じで周辺の男性向け作品の原稿料も以前よりは多少あがっている、というのが増田の実感だ。
実入りはよくなっているが、描いていて楽しいかはまた別問題である。向いてない作家になろうコミカライズをやらせてはいけない。
作品にはよるが、テンプレ展開なものも多く原作書籍を読むのが苦痛になってしまうこともある。でもそういうのが安定して人気な世界なんだよな。なろうは分からん。
最近ラノベはラブコメが人気らしく、そういったお誘いも増えてきている。なろう系よりはちょっと原稿料が低い印象。NTRの波が成年漫画を飛び出してきた。
エッセイとか4コマ、なろう以外の女性向け作品は分からず恐縮だが、増田にその辺の知見がある人は教えてほしい。
多分ぜんぜん違う世界の話に聞こえると思う。正直なろうバブルがすごい。弾けると言われててまだ弾けてない。
昔だったら多分成り立たず、コミックスの印税で何とか帳尻を合わせていたんだと思う。
でも今はデジタルの進化がすごい。少ないアシスタントさんでも豊富な背景素材や3D技術を使えば何とかなってしまう。
たまにアシスタント使わず描いてる人もいるくらい、今の作家はデジタルの恩恵を受けている(あるいは恩恵を受けているのは編集部かもしれない)。
人の話が聞けない人は、他人の価値観をインストールできず、世界が自分だけで構成されいて、人間関係も歪む方向に拡大するが、
それらの負債は他人だけが見えているもので、本人は幸せものなのではないかという話。
例えば、人間関係において平和主義だと考える人に、他人に対して「怒り」をアウトプットしない事をポリシーにしている人がいるが、
自分が「怒られたくない」ことが重要である人がいて、その様な人は、他人の「怒り」を受け取ったときコミュニケーションにバグが生じる。
(自分が平和主義でありたいならそうすれば良いだけだが、相手にも平和主義を押し付けるマインドが隠れている場合にバグる)
たとえば、このような行動が見られる。
何もないところから怒られる事が振ってくることなどなく、原因が存在するが、
そこを見ることができない(=人の話が聞けない)ので、本人は解消の仕方が分からない。
なぜ、怒っているかを理解できないながらも折り合いをつけるための着地は必要で、自分の価値観で相手を決めつけて納得感を作り上げて解消する。
あなたの「怒り」を聞いてあげている努力(実態なしのポジションだけ)をしているが解消されないのはあなたが悪い
あなたの「怒り」に頭を下げているにもかかわらず解消しないあなたが悪い
本人の中の努力基準があふれたとき、それでも「怒る」相手にたいしてバグる。
(怒らないポリシーで耐えていた分をひっくり返して逆切れ散らかしたり、相手を見下し判定し今後の存在を無いことにするなど)
それを積み重なると曲がった世界観の中で、何度も重ね塗りのように自分の価値観をアップデートしてゆき、
どこかの宗教の教典のような教えが確立され、その価値観から脱却できなくなる。
このような人はたまにいるが、総じて思うのが、みんな幸せである(ように思う)のだ。
なぜならば、世界は自分だけなので、受け取れない物は耳をふさいで、受け取りたいものや言葉だけをチョイスして、
人間関係における問題解決はせず、本人は問題解決をした気になり、ストレス解消という名で、自分の世界の中だけで勝手に解消して、それでも溢れるときは存在をrejectして終わりにするのである。
このような、自分ばっかりにする人のことを「いつか自分に返ってくる」と折り合いを付ける人がいるが、(私もそのように感じているのだが)どこの角度をとって見ても、
曲がっているなりに幸せな世界に生きていおり、一体どのような形で「何が」返るのかが分からないのだが、
経験値の中であった例を教えてもらえないだろうか?