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2009-10-19

http://anond.hatelabo.jp/20091019000949

「信頼」ってものに価値が生まれる限り、増田のいってる正義は無視され続けるよ。そしてそれは合理的で分別のある判断ということになる。

ミュージックプレイヤーを買うとき、iPodWALKMANZuneもどっかの量販店ワゴンに積まれてる音楽プレイヤーも全部「平等に検討」したうえで買うか?

ことあるたびに考え直したりコンテストやるコストが高すぎるんだよ。

保守革新を選ぶとき、保守を選ばない理由がなければだいたい保守を選ぶのが人。

とくにこのご時世ではね・・

2009-06-23

ニンテンドーゾーン(とマックDS)がひどい

最初に書いておくと、私はWindowsを使ってこの文章を書いているし、ソニーWALKMANを毎日携帯している。

しかし、XBOXには全く魅力を感じないし、PS2は持っているが、PS3PSPも買う気が無い。

一方で、Wiiはもちろん、DSDSiも持っている。

今年だけでもWiiDSソフトを5本は買った。

任天堂は大好きだ(ソニーも好きだ)。

が、2009/6/19から始まったニンテンドーゾーン(とマックDS)は余りにひどかったので、敢えてここにその酷さを書く。

ニンテンドーゾーン公式サイトでは、以下の様に説明されている。

http://www.nintendo.co.jp/ds/nintendozone/

ニンテンドーゾーン』は、ニンテンドーDSワイヤレス通信の機能を利用したサービスです。全国のマクドナルド※や、つくばエクスプレス※の駅で、ニンテンドーDSシリーズ本体をお持ちいただければ、どなたでも無料でご利用いただけます。実施しているエリアではオリジナルコンテンツや、DSソフト体験版ダウンロードして遊んだり、ニンテンドーWi-Fiコネクション接続して遠く離れた友だちとゲームを対戦するなど、さまざまなサービスをご利用いただけます。

マクドナルドでは一部店舗を除く。つくばエクスプレス快速停車駅のみ。くわしい情報は各社のサイトをご確認ください。

DSi発売と同時に開始する、とされていながら、ようやく始まったサービスだ。

しかし、サービス内容以前の問題として、その仕様設計が余りにひどい。

なお、以下の記述は全てDSiで試した話であり、DSiについてのみ記載する。

ニンテンドーゾーンDSでも提供されているサービスだが、DSでは動作が異なる部分もあり、私は試していないので言及しない。

インストール方法について

ニンテンドーゾーンを利用する為には、専用のソフトウェアニンテンドーゾン」が必要になる。

(以下、サービスエリアとしてのニンテンドーゾーンを「ゾーン」、ソフトウェアとしてのニンテンドーゾーンを「ソフト」と書き分ける)

このソフトについて、公式サイトでは以下の様に記載されている。

http://www.nintendo.co.jp/ds/nintendozone/howto_dsi.html

1.本体の電源をONにして、「ニンテンドーゾーン」をタッチ

※「ニンテンドーゾーン」のアイコンは初めてニンテンドーDSiを「ニンテンドーゾーン」のサービスが行われている場所使用したときから表示されるようになります。一度表示されたアイコンは消えません。

※「ニンテンドーゾーン」のサービスが行われている場所ではアイコンが点滅してお知らせします。

※「ニンテンドーゾーン」のアイコンが表示されない場合は下記の目印の近くに移動してください。

※「本体設定」の「無線通信」をONにする必要があります。

まず重要なのはここだ。

※「ニンテンドーゾーン」のアイコンは初めてニンテンドーDSiを「ニンテンドーゾーン」のサービスが行われている場所使用したときから表示されるようになります。

つまり、このソフトゾーンに入った時点で、個人のDSi勝手インストールされる。

正確には、DSiの電源が入った状態でDSiメニュー(DSiの基本画面)を表示すると、自動的にインストールされる。

この時、ユーザインストールする、しないの選択権はない。

私のDSiソフトインストールされた際は、5秒程度でインストールが終了した。

DSiメニューを表示したまDSiを持ち歩いている人は少ないと思われるが、例えば、つくばエクスプレスの駅でゲームメディアを入れ替えている時にDSiメニューを表示したままにしていたりすると、その時点でインストールされる。

気付かないうちにインストールされていた、と言う人も出てくるだろう。

これは任天堂にとって、DSiと言うハードウェアを運営していく上で致命的な失敗だと、私は思う。

何故ならば、任天堂は「DSiと言うハードは、勝手ソフトインストールされる事があります。知らない間にDSiウェアインストールされていたとしても何ら問題ありません」と言う事にしてしまったのだ。

更に、公式サイト記述は以下の様に続く。

本体の更新について

ニンテンドーゾーン」の利用に本体の更新が必要な場合は左の画面が表示されます。画面の指示に従って本体の更新を行ってください。

つまり「DSiと言うハードは、勝手ソフトインストールされる事があります。知らない間にDSiウェアインストールされていたとしても何ら問題ありません。突然、本体を更新しろと言うメッセージが表示されても正しい動作なので更新して下さい。」と言うことだ。

当然、自動インストール可能なソフトは特別な認証が用いられ、悪意の第3者が同じ事をしようとしても出来ない様に保護されているのだろうが、そんな事は問題ではない。

ソフトウェアインストールする際にはユーザ認証を得る、と言う従来のハードウェアで当然とされてきたステップニンテンドーDSiは破棄してしまった。

これはDSiと言うハードウェアだけでの問題ではない。

ソフトウェアインストールする際にユーザ認証は要らない」と言う認識が一般化されてしまったら、どうなるか。

私は街を歩いているだけで勝手携帯ソフトウェアインストールされまくる様な世界はお断りだ。

ユーザの追跡について

もう一度、公式サイトソフトの説明を引用する。

※「ニンテンドーゾーン」のサービスが行われている場所ではアイコンが点滅してお知らせします。

※「本体設定」の「無線通信」をONにする必要があります。

DSiソフトインストールされるとDSiメニューにソフトアイコンが表示される。

このアイコンゾーンに入ると点滅して、ユーザゾーンに入った事を通知する。

それ自体は親切な事かも知れない。が、この時、DSiからゾーンサーバに対してはどの様な情報が通知されているのか?

個体識別情報は送られていないのだろうか?

ゾーンサービスを利用するユーザが、そのゾーンで個体識別されるのは仕方が無い。

しかし、そのゾーンの利用などする気が無いユーザでも、勝手に個体識別されるとしたら問題だ。

しかも、前述した通り、このソフト勝手インストールされるのだ。

こんな事を望んでいるユーザがいるだろうか?

ちなみに、「本体設定」の「無線通信」設定時の説明は「無線通信を使う場合はON、使わない場合はOFFタッチしてください」だけだ。

本体の設定画面を設計した人間も、まさかこんな使い方をするソフトが(他ならぬ任天堂自身から)出てくるとは考えなかったのだろう。

マックDSにおけるユーザ情報管理について

まず「マックDS」はニンテンドーゾンを用いてマクドナルドが提供するwebサービスであり、アクセス時にも「ここから先はマクドナルド責任管理・運営されている」旨が表示される。

また、「マックDS」の公式サイトhttp://www.mcdonalds.co.jp/ds/ だが、以下に記載する事項に関して、公式サイトには一切説明がない(2009/06/22 21:50時点で)

マックDSアクセスすると最初に「なまえ」と「せいねんがっぴ」「せいべつ」を入力する様に求められる。

DSiメインユーザである低年齢を配慮しているのか、全てひらがなで記載されており、「本名を書かない様に」と言う注意書きがある。

しかし、一方で「ここで入力した情報マクドナルドホームページで公開される事がある」との記述もある。

実際、「マックDS」の公式サイトコンテンツである「乱戦! ポケモンスクランブル コレクションラリー」には「スーパーコレクター全国ランキング」と言うコーナーがあり、そこでは地域ごとにランキング上位の「なまえ」が表示されている。

表示されている名前はぱっと見て明らかに本名ではないものが大多数で、一部に本名と思われるものもあるが、まず実害のない範疇だろう。

問題なのは、これらの情報入力時に、その管理方法に関して何の説明もなされていない事だ(2009/06/20時点)。

プライバシーポリーシーの表示もない。第3者への開示に関する記載もない。

マックDS」のサービスを利用する為には、これらの情報入力が必須となっており、ブランクのままで先に進もうとすると、入力促す画面が表示され先に進めない。

先に進めないどころか、キャンセルして元の画面に戻る事すら出来ず、情報入力したくなければDSiの電源を切るしかない。

「なまえ」や「せいねんがっぴ」「せいべつ」などの個人情報を収集し、かつ、その利用目的、利用範囲も示さないと言う運用は、個人的には酷いものだと思う。

しかし、恐らく個人情報保護法上は問題にならない。

名前本名)を取得していない為、個人情報として扱われないからだ。

実態としてはDSiハード情報で個体識別しており、個体情報と紐付けられた「せいねんがっぴ」や「せいべつ」は、本名と紐付けられた個人情報等価であろう。

個人情報保護法が如何にザル法かと言う事だが、現状、個人情報保護法以外にこの手の情報管理に関する法律はないので、法律上は問題ない事にケチをつけている事は重々承知している。

今後、マクドナルド以外にニンテンドーゾーンサービスを提供する会社が増えた際、それらの会社マクドナルドと同様に個々のサイト上で様々な情報を入手するだろう。

更に、個々の会社が集めた情報統合して相互利用する事も可能だ(なにしろ運用範囲を規定せずに入手しているのだからやりたい放題だ)。

DSiの個体に対して広告を配信する事も可能だ(あくまでDSi個体であって、個人かどうかは関知しないというお題目の上で)。

ニンテンドーゾーンと言うサービスはこれでよかったのだろうか?

確かに「マックDS」は任天堂ではなく、マクドナルド管理運営するサービスだ。

しかし、ニンテンドーゾーンサービス開始同時に提供されるサービスについて、任天堂の監修が入っていない等と言う事は有り得ない。

実際、「マックDS」において任天堂コンテンツである「乱戦! ポケモンスクランブル」のアイテムが配布されている。

両社はニンテンドーゾーンの開始に当たって相当に深い協力関係にあっただろう。

その結果が、これだ。

私は任天堂はこの手のサービスに関して極めて慎重な会社だと思っていた。

保守的に過ぎると思う部分もあったが、そこもまた好ましいと思っていた。

それだけに、ニンテンドーゾーンのこの体たらくにはがっかりだ。本当に残念だ。

ニンテンドーゾーン周りのものに関しては、余りにユーザに対して不透明で、不躾で、プライバシーに土足で踏み込む様なものが多過ぎる。

ソフトインストール方法もそうだし、マックDSプライバシーポリシーもそうだ。

何故、こんな事になってしまったのか。

ニンテンドーゾーンソフトには「手書きメモ」や「写真メモ」「画面メモ」などの機能があるが、これらについて、どこを見ても何の説明もされていない。

今までの任天堂サービスであれば、これらを使ったからといって何か不都合が有り得ると言う不安を感じたりはしなかったが、ニンテンドーゾーンに関しては駄目だ。

メモ内容が勝手サーバーに送られたりはしないだろうが、はっきり言って全く信用できない。

本当に任天堂には裏切られた、としか思えない。

残念としか言い様が無い。

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