はてなキーワード: 水船とは
ご期待に沿ってもっとあさってみたお
猫のリュックくん🐈
@nasitaro
どこからどう見ても気が狂ってるんですけどそこに5兆円???何に使うんだよその金。
https://twitter.com/nasitaro/status/1681498218998407168
tama27
@amitaro26
5兆円無駄遣い確定💢
ふざけるなよ
https://twitter.com/amitaro26/status/1681183632176861184
魔窟の王
@KingOfEvilCave
世界で10隻しかない有人潜水船「しんかい6500」の寿命は約5年 現状は後継船を作れない深刻事情(FRIDAY)
しんかい6500の後継機の開発費用は子ども家庭庁に渡った5兆円の為に消えてしまいました。国力となる大事な技術継承がJリーグタイアップ等の事業に潰されます
https://twitter.com/KingOfEvilCave/status/1681897363886182400
燦々と照りつける太陽に、山の木々が一層濃緑の葉を生い茂らしていた午後だった。
川で遊んでいたせいで全身水浸しになっていた僕は、田んぼの畦道を自転車をぎこぎこと押しながら進んでいた。
頭上に広がる晴天の碧空から注がれるのは、何も焼き付ける太陽光線ばかりとは限らない。
四方八方から取り囲むように鳴り響く蝉たちの声と、旋回する鳶の甲高い鳴き声とが反響して耳から離れなかった。
額にいっぱいの汗玉を作って祖母の家に到着した僕は、縁側に乗り込んで開口一番、麦茶が欲しいと大声を上げた。
「やだよ。疲れてるんだから」
頑として譲らなかった僕に、高校野球を見ていた母はやれやれと重い腰を上げてコップいっぱいに注がれた麦茶を持ってきてくれた。
受け取った僕は、一息に傾けて空にしてしまう。さすがにもう一度頼むのは忍びなかったので、二杯目は自分で注ぎに行くことにした。
「ああ、それ。お婆ちゃんが畑から持ってきてね。夕食の時にでも切ろうかって」
「ふーん」
夜が楽しみになった。
身体にこもった熱が引かない僕は、冷凍庫からソーダアイスを取り出すと、もう一度縁側へと戻った。
日陰になった縁側の正面で、立ち並ぶ数本の向日葵が太陽と合わせ鏡をするかのように空を向いている。
宙を大きなカラスアゲハが横切っていった。入れ替わるように、オニヤンマが反対側から現れて素早く飛び去った。
光景を、口の中に広がる甘美な冷たさを味わいながら眺めていた。風紋を刻む田んぼの向こう側には、深々と盛り上がった森が鎮座している。
麓に石造りの鳥居があるせいか、静謐な存在感を放つ森だった。クワガタやカブトムシがたくさんいる森だ。明日足を運ぼうと決心した。
食べきったアイスの棒を咥えながら仰向けに寝転がる。山の端に、隆々と猛り始めた雲塊の一団を見つけた。
夕立になるのだろうか。なってほしいな。
うだるような暑さに、希望的に思った僕は額に腕を当てた。
閉じた瞼の向こう側から、すとんと眠気が迫ってくる。
服が生乾きだったことを思い出した。でも、そんなことはどうでもよくなってしまった。
意識が暗闇の中に落ちていく。
あの頃の夏へ。あの頃の夏へ。
遠くで気の早いヒグラシが鳴いているのが聞こえたような気がした。