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2020-03-28

七尾市議定数3減 否決 来月から報酬増額受け動議

議員定数3減の動議を反対多数で否決した議員ら=七尾市議会

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 七尾市議会は、23日にあった3月定例会最終日の本会議で、議員定数現在の18から3人削減する動議について賛成5、反対12で否決した。4月から議員報酬が現行の2割増となることに伴い、動議を提出し結論を急ぎたい会派「新政会」と、議会の在り方から慎重に議論を行いたい意向を示していた他会派や無会派議員との溝が浮き彫りとなった。(中川紘希)

 この問題を巡っては、新政会が一月末、杉木勉議長に定数削減をするための議論を求める申し入れを行った。杉木議長は、新年度当初予算を審議する三月定例会終了後から議論を行う方針を示していた。

 削減の動議を提出した新政会代表の永崎陽議員は、四月から市議報酬が月額七万九千円アップの四十八万円(議長は同四万三千円増の五十八万円)に引き上げとなる状況を踏まえ、「市民から多くの抗議を賜っている。真摯(しんし)に受け止め身を切る改革を示したい」と説明。三人の削減なら、常任委員会本会議における議会役割は果たせると主張した。

 一方、反対討論に立った山崎智之議員(灘会)は、特別職報酬審議会市議報酬引き上げを認めた上で議会活動活性化を求めたことを念頭に「議会の在り方を全議員検討しようとしているのに、その矢先に、流れに逆行するような動議。市民の声を無視するのかという疑問が生じる」と批判した。

 議長を除く十七人による採決では、新政会の議員四人と杉本忠一議員(無会派)が賛成し、灘会とその他の無会派議員計十二人が反対し、否決された。

 杉木議長本会議終了後、「これから議論をしようとしていたのに動議で振り出しに戻った。また一から対応を話し合う」と述べた。永崎議員は「報酬引き上げと定数削減は一体的に議論すべきで否決は残念。今後も議論を求めていく」と話した。

 
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