はてなキーワード: 家族愛とは
http://anond.hatelabo.jp/20071027020104
続きです。
今日(というか昨日か)、兄と2人でUSJに行きました・・・というか、現地集合でしたけど。
http://imepita.jp/20071028/017950
土曜日という事もあって、人が沢山いました。
結局、夜8時過ぎまでいました。
http://imepita.jp/20071028/017490
まず、何から書いたら良いのか・・・。
しかも、ケンジくんに迷惑も掛けてしまったし・・・。
今日は午後9時過ぎには帰宅して、それからすぐに今日の出来事を増田に書こうと思ったのだけど、
自分の気持ちを整理するのに、色々と考えていたら、こんな時間になってしまいました。
実は、ケンジくんから、ネックレスをもらいました。
中学生がもらうにしたら、多分、高価なものかも知れません。
私はノンノという雑誌が好きで、以前、その雑誌を見ながら、母親と話をしていた時に
私が『欲しいなー』と言っていたのをケンジくんは聴いていたみたいです。
http://imepita.jp/20071027/854471
まさかそんな事を覚えていたとは思っていなかったので驚きました。
ケンジくんはバイトなんてしていなくて、お小遣いは月1万円なので、
あのネックレスを買う為に、物凄く無理をしてくれたんだと思います。
私のお小遣いは月3千円なので、到底買えない値段だと思います・・・。
私、ケンジくんに教室であんな事されておいて、
でも、USJに来たら、物凄く楽しそうで、子供みたいにはしゃいでました。
スパイダーマンザライドにどうしても乗りたくて・・・でも、物凄く人が多かったんです。
並び始めてから、30分も経たない頃、私は何だか立ちくらみを覚えました。
『駄目だ・・・何とか耐えて、このライドに乗りたい』・・・そう思っていた時には倒れてました。ビックリしました。
今まで、倒れた事のない私が倒れるなんて・・・。
多分、昨日は余り眠る事が出来なかった上に、朝食も取らずにUSJに行ったからかも知れません。
所謂、失神をしていたので、倒れた時の痛みは全く無く、気づいたら、地べたに倒れていた・・・という感じです。
そして、前に並んでいた見知らぬカップルの女の子に『水飲みますか?』と言われ、
見ず知らずの私に差し出してくれました。
私ったら、お礼も何も言わずに、それを奪い取ると、ゴクゴク飲んで、何とか意識を取り戻しました。
出来る事ならば、ちゃんとお礼が言いたかったです。
直ぐに係りの人が来てくれて、トランシーバーで何かやり取りをしていました。
そして、車椅子が運び込まれてきました。
生まれて初めて私は車椅子に乗りました。
結局、関係者出入り口から、私達は、その大勢の客の列から抜け出させてもらい、
応急救護室に行くのは断らせてもらいました。
だって、水を飲んだら直ぐに回復したので・・・。
そして、別れ際に、係りの人から、
『次、乗る時に名前を言ってもらったら、直ぐに乗れるように手配しますので・・・』と言われ、
そんな制度がある事にかなり驚きました。
ケンジくんが物凄く心配そうな顔をしていたのが印象的です。
『何処か休む為に食事が出来るところに行こう』と言われ、
その間、ずっと手を繋がれていました。
手を繋ぐだなんて、私が幼稚園の時以来だと思います・・・。
私は出来るだけ、【介抱の意味で】私が危なっかしいから、手を引いてくれているんだと考えるようにしていました。
結局、手を繋いでいたのはお店に入るまでで、それ以降は繋いでいませんでしたが・・・。
そして、入り口で名前を言うと、ほんとに直ぐにライドに乗せてもらえました。凄いです。まさにVIP待遇でした。
ネックレスは帰る時に、ユニバーサル駅の階段のところで貰いました。
電車を待っている間に、ケンジくんが私にネックレスを付けてくれるというので付けてもらいました。
私はなるべくいつものように『ありがとう』と言いました。
ケンジくんが、「オレが知らないだけかもだけど、こんなの付けてる中学生なんて滅多に見ないぞ。まぁ、似合ってないこともないから、別に良いんじゃない?」
と言ってました。
その後は、別にいつもと変わらなかったけど、
私を家まで送り届けると、
『ジャンプ買うから、先に帰ってて』と言い、家から歩いて5分のセブンイレブンに行ってしまいました。
結局、30分後に帰宅していたと思います。
で、今に至るという訳です。
何かケンジくんが考えている事が分かりません。
単にUSJに行きたかっただけなのでしょうか。
私の考え過ぎだったのかも知れません。
http://anond.hatelabo.jp/20071026150511
続きです。
こんな時間なのに中々眠れません。。。
これも全部、兄の所為です。
まさかトラバがこんなにも沢山付くとは思っていなかったので、驚いています。
本当にありがとうございます。
明日(というよりも、もう今日か)、兄とのデートの事を考えると中々寝付けません。
トラバの中で、【中学生が増田を使うかな】というご意見がありましたので、お答えさせて頂きます。
私は少し前から、はてなダイアリーで表向きの日記も書かせてもらっています。
内容はといいますと、他愛の無い中学生活(部活や勉強)や、好きな芸能人の事をつらつらと書いています。
そして、ある時、はてなブックマークの人気エントリーを見た時に、アノニマスで記事を書いている人がいました。
確か、自分の付き合っている彼女が実はヲタクだった・・・的な内容だったと思います。
その時に、増田の存在を知り、今回、自分の胸の内を吐き出す事にしました。
本当にただの掃き溜めのようなものですので、気分を害された方がいましたら、ごめんなさいです。
USJに行く事を考えたら、早く寝るべきなのですが、一向に眠気が訪れません。
USJに行こうと思ったら、最寄り駅から新快速で大阪駅まで行き、
そこから環状線に乗り換えて、ユニバーサルスタジオ駅で下車すればUSJに着きます。
私がまだ小学生6年生だった時に母親と私の友達と、友達の母親の4人で遊びに行き、
途中で大雨が降ってきたので、見ていたウォーターワールドのショーが途中で上手いこと切り上げられてしまったという、
子供ながらに衝撃的な思いでのある場所です。
ケンジくん(仮名)と顔を合わせたくなかったので、(10月26日金曜日の)夕飯は午後6時半頃に済ませ、
私はまた部屋にこもっていたら、さっき、ケンジくんからケータイメールが来ました。
家族からのメールの着信音は大塚愛のピーチという曲にしていたのですぐに解りました。
[別に悪くないよ。ただ寝不足で、ズル休みした。内緒ね(≧ω≦)]
と送りました。
すると、数分後にケンジくんからメールがありました。
【じゃ、萌に貸し1な。あと明日の事だけど、オレ、用事があるから先に家出てるから、午後12時にUSJの地球儀の前で待ち合わせな。】
と送られてきました。
[りょーかい。遅れないでよ★」と送ると
【ばーか 萌との約束事を破る訳ねーよ。もう寝るわ オヤスミ】
との返信が。
ケンジくんのことは好きだけど、一体何をこそこそと私達はしているの?
こんなやり取りの内容なんて、普通に電話の内線で済ませれば良くない?
何で罪悪感を感じているのだろう。何故だか親に対して罪悪感を感じた。
考えれば考えるほど、気持ち悪い。我が家は3階建ての一軒家なのだけど、同じ建物の中の2階と3階で一体何をやってんだ…。
何か本当に気持ち悪い。
違う。
ケンジくんの事は大好きだ。
それは兄妹として。
本当に大好きだけど、何か怖い。
また報告します・・・。
http://anond.hatelabo.jp/20071026135312
トラックバックを下さった皆さん、本当にありがとうございます。
嘘か本当かは証明する証拠はありませんが、本当の事です。
昨日から、ずっと兄の事を・・・ケンジくん(仮名)の事を考えているのですが
解らなくなってきました。
ケンジくんの事は兄妹として、本当に本当に大好きです。
年が1つしか離れていないという事もあって、昔から本当に仲が良くて、
いつも2人で遊んでいました。
ただ、いくらデートに誘われたからと言って、それが恋愛感情からっていう確定はありません。
ただ、何か昨日、抱き寄せられた時に、
【こーゆー事って、兄妹でするものなのかな?】と思い、
一瞬、鳥肌が立ちました。
兄の事は本当に大好きです。
近親相姦の話になったら嬉しいな・・・と思っている人がいるかも知れませんが、
実際に体験してみると、本当に何だか心の中がぐちゃぐちゃになります。
私の考え過ぎかも知れませんが、兄がもし、私を一人の女性として【特別な目】で
今まで私の事を見てきたのだとしたら、何だか本当に気持ち悪く感じてしまいます。
例えば、私が小学5年生で、兄が小学6年生の時の話だけど、
軽くキスを交わした事がありました。
ほんの1、2秒の出来事だったけど、もし、兄が私に対して特別な感情を当時からもっていたのだとしたら
今、考えると本当に恐ろしいです。
でも、血は恐ろしいです。
だって、切っても切れないものだから。
きっと私は明日、何事も無かったような兄で接し、USJに行くだろうと思います。
世間の人達から見たら、こんな時期にズル休みをする中学3年生で受験生の私をけしからんと思う人も多いと思う。
そんなことは私にだって解っている。
でも、気持ちが落ちていて、自分を奮い立たせようとどんなに頑張っても駄目だった。
その内、私は、どうせ通おうと思っている高校は総合選抜制なので、名前さえ試験用紙に書ければ問題ないじゃん…と考えるようになっていた。
高々1回のズル休みが何だ。それよりも私が今、抱えている問題の方が余程の大問題だ。
明日、デートに行くことになった。今、私に付き合っている人はいない。
というか、イマドキの女子中学生のつもりだけど(派手ではないが)、実は付き合ったことは一度もない。
そんな私が明日、突然、デートでUSJに行くことになった。相手は1つ年上の男の人。
いつも私の傍に居てくれて、私も小さい頃からよく彼のことを慕っていた。私は彼のことをケンジ(仮名)くんと呼んでいる。
彼は私のことを“萌”(もえ)と呼ぶ。
それにしても私のこの名前。現代の流行りを見越した親のセンスに少々恨んだ時期もあった。今はもうどうでもいいけど。
10月25日(木)の出来事なんだけど、その週、私の所属する班は教室の掃除当番だった。
トイレ掃除は地味な上に汚いから嫌だけど、教室の掃除当番に当たると、HRが終わった後にクラスメイト全員が
自分の机と椅子を教室の後ろまで下げる。そして、空いたスペースをホウキで掃除する。
後ろまで下げた机と椅子をまた元に戻さないといけないので、時間が掛かる。
何しろ私は掃除が余り好きではない。
そして、最後にジャンケンで負けた男女2人がゴミを捨てに焼却炉まで行かないといけない。
何かの陰謀なのか、私は本当にジャンケンが弱かった。そして案の定、やっぱり負けてしまった。
成績が良いので選ばれたというよりかは、クラスの人気者が委員長に任命されたという感じだ。
2人でゴミ箱を持ち、焼却炉に無事にゴミを捨て、教室に戻る時に山之内が、
『そう言えば、お笑い芸人の麒麟の田村が書いた【ホームレス中学生】って読んだ?あれ、マジで超感動する。オレ、泣いてしまったし(笑)俺らと同世代とは思えないような悲惨な生活ぶりだったみたいで驚いた。』
物凄く興奮しながら話していた。
実は私もその本を読んでみたかったので「えー良いなー!私、まだ読んでない!貸してよー!」なんて、
盛り上がりながら教室まで戻ろうとした時に
「あっ、オレ、職員室に用事あったんだわ。ごめんだけど、ゴミ箱持って、教室戻ってくんない?」と言うので
『んじゃ、明日、その本貸してくれたら良いよ(笑)』と言ったら、「了解」と言い、彼は職員室に行ってしまった。
私は市立図書館で借りようと思っていたのだけど、予約がいっぱいで、いつ借りることができるか解らない状態だったので、
ラッキーと思い、本当にスキップをしながら教室に戻っていった。
因みに他の中学はどうか知らないが、うちの学校の場合、学年が上がっていくにつれて、階数が下がっていく。
なので3年生の私は1階に教室がある。
教室に戻り、私は自分の机の方に目をやると、びっくりする人が座っていた。
ケンジくんだ。
ケンジくんは勿論、ここの中学の卒業生だけど、高校生のケンジくんが何でこんなところにいるの?
人間、びっくりすると心臓がドクドクと本当に痛いほどに振動する…。
ケンジくんが私に気付いた。
「お前、えらく楽しそうにアイツと話してたな。」
『そんなことよりも!何でケンジくんがここにいるの!?』
ケンジくんは居ちゃ悪いのかよと言ってから、
ハンドボール部の部活に顔を出す用事があったので来ていたとのことだった。
ケンジくんは中学時代、ハンドボール部活の部長で、後輩からも物凄く慕われていた。
「そんなことより、アイツなんなんだよ、えらく仲良く話しててよぉ。」
『ん?ただのクラスメイトだよ。本の話でめっちゃ盛り上がっちゃってさぁ(笑)』
「お前、好きな奴とかいんのかよ?」
『えーいないよー。まぁ強いて言うなれば関ジャニ∞の錦戸亮ちゃんかな(笑)』
「何だよ、ジャニーズの話かよ。全然、分からん。ところでさ…。土曜日、暇?」
『えーっと、医龍を録画したのを見る予定が…』
「んなもんいつでも見れんだろ!じゃ、USJに行くからな!言っとくけど、デートだからな!」
って言うと、ケンジくんは片手で私を自分の胸に一瞬引き寄せ、
「んじゃオレ、1人で帰るから」
と言って、同じ方向なのに走って帰ってしまった。
私は一瞬、何が起こったのか分からなくて、混乱して頭がパニック状態になり、
教室の天井と床が何故か回転してしまったように見えた。
兎に角、頭がクラクラした…。
実はあれから私は自室にこもって、夕食も食べてない。
実はお風呂にも入ってない…。
ケンジくん。
急にどうしてしまったの?
言っても信じてもらえないのを覚悟で書くと、ケンジくんは血の繋がった私の本当のお兄ちゃんです…。
【お兄ちゃん】だなんて書くと、最近の流行の私の名前のように、またからかわれてしまうかも知れないけれど、
別に信じなくてもいいけど、この世にこういう話があるということは本当なんだと身をもって分かりました。
でもからかわれているだけかも知れないし…。
いつも傍に居てくれた兄には感謝しているけど、どう応えていいか分からない。
また増田に書きます…。
追記
続きを書きました。
2 http://anond.hatelabo.jp/20071026150511
3 http://anond.hatelabo.jp/20071027020104
4 http://anond.hatelabo.jp/20071028012714
5 http://anond.hatelabo.jp/20071029031730
6 http://anond.hatelabo.jp/20071030160653
7 http://anond.hatelabo.jp/20071031143440
8 http://anond.hatelabo.jp/20071101131424
9 http://anond.hatelabo.jp/20071102144140
10 http://anond.hatelabo.jp/20071102184712
11 http://anond.hatelabo.jp/20071110020937
12 http://anond.hatelabo.jp/20071112132132
「A子(俺の姉、母の実娘)が憎らしくて仕方がない!」
「嫌いなの!」
ということを息子に言うのだ。
姉は実家に住んでいるのだが、少し精神的に不安定で、ヒステリックな部分があるのは認める。しかし対応の仕方を間違えなければ温厚で甘えん坊な人格が剥がれ落ちることはない。
それでも母と姉は毎日のように喧嘩をする。
姉から「この家族は全員狂ってる。B男(俺)だけまとも」と言い放ったらしい。
そこで俺は母に姉の対応をなんとか考えてもらおうと、いろいろアドバイスをした。姉とのコミュニケーション方法のレクチャーである。
しかし、それを言い尽くした後の母の反応が恐ろしい。
「ふふ、あの子もアンタに騙されてるんやね。いい気味やわ」
どうも家族がうまくいかない。
みな、家族愛とかそういう意識がぶっ飛んでやがる。互いが互いに憎みあってやがる。
これは姉と母の場合だが、父は母に暴力ふるうし、もう一人の姉は俺に社会的なコンプレックス抱いてやがるし。
もうダメだわ。俺ん家。
この世の金のからむ問題の9割は金以外の問題に辿り着く。ニートやフリーター、自分の望まない労働に従事している労働者などは何度も「金さえあれば」という叫びをあげてきたが、それは同時に「金儲けして誰かを安心させたい」とか「我が子に望む道を与えてやりたい」という人間らしい思いからだった。どんな金持ちだって、ぽっかりあいた心の隙間は埋められない。自分と周囲の人間が幸福に暮らすだけの十分な金があってなおがつがつと金を求める人間は、一般におそらくかなり奇異視されるか、よくて軽蔑されるだろう。
「お金は何よりも大切だ」などとのたまう人間がいるが、とりあえず十分な金を持ってから喋れ、と言いたくなる。そんな言葉をいう人間は、とりあえず金には困らない生活、すなわち人間らしい人生を体験したことがないからそういうことをいうのである(あるいは人間らしい人生を送っていたこともあるが、その価値を理解しなかった)。それに今は、金だけあっても何にもならない時代なのだ。大体、金が無くても人の心を掌握できている状態(尊敬されている状態)は望んでも得られる物ではないし、周りに誰もいなくても金がある状態の生活の心寒さは時には致命的ですらある。使える金だけは捨てる程あるのに好きでもない酒と女に溺れて身を持ち崩し薬で死ぬ金持ちの馬鹿息子を見ていれば、たとえ食べるものに困る日があっても、とりあえず家族が笑い合えて幸せに暮らせる名も無き市井の生活の方がどれだけ豊かかなんてことは簡単に分かる。どんなに金があっても、豊かな家族愛や自尊心を持ちえていない人間は死ぬしかないのである。「金無き生など生きるに値しない」と反論する人間もいるだろうが、そういう人間は社会に出たことが無いのだろう。金を中心とする価値観など日常の生活の中で簡単に破壊されうるものである。たまに、どんな仕打ちを受けても金への執着心を失わず、守銭奴のように振舞える人間がいるが、そんなもの全体のうちのごくわずかの事例であり、問題ではない。普通の感覚で守銭奴の人生を一生送ることは難しい。豊かな人生を大切にする気持ちさえあれば逃げられずに済んだ妻、失わずにすんだ家族や命がどれほどあったことか。
いや、絶対的な虚無である死(あるいは不治の病)はどんなに豊かな人間愛があっても避けることができない、という人間もいるだろうが、それがどうしたというのだろうか。その問題は愛があっても無くても解決しようの無い問題であり、的確な反論にすらなっていないのである。それに、絶対的な虚無である死や不治の病のその最中でこそ、金があれば「金があるからこいつはオレの世話を…」などという猜疑心にかられ人は狂うものだ。
何度も繰り返すが、金さえあればこの世の問題のほとんどは解決できると思うのはちゃんちゃらおかしいのである。血縁関係とか社会的強迫観念(「働かないといけない」)とかそういうものを金に置き換えることが、人としての生き方を損なう非常な危険なのである。金に縛られる人生をこそ我々は恐れなくてはならない。
…というわけで、今すぐ金を捨てて私にください(笑)。
この世の問題の9割は金で解決することが出来る。ニートやフリーター、自分の望まない労働に従事している労働者などは何度も「金さえあれば」という叫びをあげてきた。学歴だって金で解決できる。金があってもなお、学歴を求める人間はおそらくかなり少数だろう。金さえあれば学歴も資格も何もいらないのである。
「お金よりも大切なものがある」などとのたまう人間がいるが、そんな言葉を金のない人間の前で言ってみろ、と言いたくなる。そんな言葉をいう人間は金のない生活、すなわち極貧を体験したことがないからそういうことをいえるのである(あるいは極貧状態にあったこともあるが、それを脱した)。それに今は、金さえあれば人の心だって買える時代なのだ。大体、金が無くても人の心を掌握できている状態(尊敬されている状態)よりも、周りに誰もいなくても金がある状態の方が生活は豊かである。大勢の家族に囲まれても何も食べるものもないアフリカを見ていればそんなことは簡単に分かる。アフリカの家族がどんなに豊かな家族愛や自尊心を持ちえていても、当面の問題である金が無いから死ぬしかないのである。「自尊心無き生など生きるに値しない」と反論する人間もいるだろうが、そういう人間は社会に出たことが無いのだろう。自尊心など日常生活の中で簡単に破壊されるものである。たまに、どんな仕打ちを受けても自尊心を失わず、聖人のように振舞える人間がいるが、そんなもの全体のうちのごくわずかの事例であり、問題ではない。金さえあれば失わずにすんだ自尊心がどれほどあったことか。
いや、絶対的な虚無である死(あるいは不治の病)はどんなに金があっても避けることができない、という人間もいるだろうが、それがどうしたというのだろうか。その問題は金があっても無くても解決しようの無い問題であり、的確な反論にすらなっていないのである。
何度も繰り返すが、金さえあればこの世の問題のほとんどは解決できるのである。わずらわしい血縁関係とか社会的強迫観念(「働かないといけない」)とかそういうものも金さえあれば何の痛痒も覚えない問題になるのである。金さえあれば。