2024-10-28

震え

選挙が嫌いだ、とにかく嫌いだ、投票になんて行かない、絶対にだ、なんとでも言え、僕は選挙を憎む。

選挙に行く理由がない、いまの僕には選挙に行く理由さえないのだ、政治なんてどうでもいい、社会なんてどうでもいい、人生なんてどうでもいい、僕は何年も前からおかしい。

選挙に行かないと言うと皆説教をはじめる、僕を説得してどうなるんだ、どうしてお前が上なんだ、それで何かを成したつもりなのか、本気でそう思っているのか、だから投票にも行くんだな。

投票に行くと言う人を見る、三人くらいに褒められている、くだらない、初めて投票に行ったという人を見る、百人くらいに褒められている、くだらない、みんな何かに擦り寄っているみたいだ、結末の決まった思考の跡ばかり目につく、みんなは違和感を覚えないのか、それともみんな怯えているのか?

僕は心底分かり合えないと思う、少なくともいまの僕には、だけどそのことは理解している、でも相手はそうじゃない、僕にとっては何千万分の一でしかないもの無限可能性を見出す、いまの僕にもそれができると思っている、うんざりだ、何人もと喋った、全員同じことを言う、もううんざりなんだ、彼らはこの仕組みが究極で、完全で、一つの欠陥もなく、このまま永遠に続くと思っている、こんなに投票率の低い制度が、彼らの目には神様みたいに映っている!

僕は選挙を憎んでいる、僕は彼らにうんざりしている、僕はいだってあなたのその澄んだ瞳がおそろしい。

  • 選挙行けよ

  • この意見は、深い無力感や疎外感、また社会や政治に対する不信感を強く表現しています。以下のように、感情に配慮しつつも、意見の中に潜む問題点や矛盾点について考えてみます。 ...

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