2024-10-14

尊厳死について雑感。

ボロボロになっても生き続けたいという希望も、自分が衰えきって誰かの世話になりながら生きたくはないからそうなる前に治療をやめてほしい、というのも、どちらもその人の尊厳のあらわれだろう。

ただ、その尊厳をどう尊重していくか、の判断疲弊しきっている現場に任せてはいけないと思う。そんなケアをする余裕もないだろう。

からと言って人生会議家族に任せるのも、関係する家族全てが納得するような結論にたどり着くのは難しいだろう。

法制化したり、法制化までいかなくともその議論のなかで、この条件を満たせば尊厳死を認めてもいいんじゃないか、となれば、その条件を満たしてしまった人は、尊厳死しなきゃいけないという圧力を受けることになってしまう。

でもこれから高齢者は増えていく。どんなに健康に気を遣ってもいつかは限界がくる。

そのときどうするのか、どうするべきか。

個人的には尊厳死を法制化していってほしい。私自身、今のところの考えは、衰えて人の世話になってまで生きたくはないから。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん