2024-09-07

レジが混んでいた

商店街一角にあるスーパーセルフレジがなく、レジの数自体が少ないのですぐに渋滞になってしまう。

増田も列に並ぶとなかなか進まず、まあ仕方ないかなと思って待っていると後ろに一人加わった。

何気なくチラッと振り返ると後ろには綺麗な女性がいた。歳は二十代半ばほどだろうか。白いシャツタイトな黒のミニスカート。すらりと白くて長い脚が目に入った。

そしてカゴの中にスーパーカップがあるのを目にすると、俺は思い切って声をかけた。

「あ、あの!もしよかったら先にどうぞ!」

女性最初「えっ?」と困惑した表情を見せた。

しかしすぐに続けて「アイスあるから…先にどうぞ」と言うと彼女自分のカゴを見て「ああ」と納得した。

それから順番を譲り、「ありがとうございます」という笑みと共に感謝された。

最近また暑くなってきたけど、このときばかりは胸がほっこりしたよ。

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