2024-02-29

賢い子と賢くない子の違いがわかったかもしれない。

賢い賢くないと言うのは基準曖昧に過ぎるので言い換えると、同じ勉強量で大きく成果を出す子と、勉強量に比例した、あるいは劣る成果しか出せない子の違いだ。

賢くない子は物事を「知っている」と「知らない」の2つに分けることしかできない。口癖は「それはまだ習ってない」だ。逆に賢い子は「知っている」と「知らない」の間に「考えればわかるはず」と言う大きな領域が広がっている。

例えば「摩訶不思議」という漢字が出たとき。「まかふしぎ」という言葉は知っているという前提で、賢い子は、「不可」「思考」「議論」のような漢字の読みさえ知っていれば、推測から「まかふしぎ」という読みにたどり着く。賢くない子は「摩擦」も「不思議」も読めるのに、「訶」という知らない漢字が出てくるだけで「その漢字は知らない、読めない」となってしまう。

翻って大人のことを考える。ニセ科学に傾倒する医師であったり、新興宗教にのめりこむ弁護士であったり、あまりにも思慮の足りない行動、言動をする者がいる。

これはおそらく大量の勉強時間や素のスペックに物を言わせ、試験などの特定領域において「知っている」の領域を異常に広げた結果、特定の分野では結果を出すことができたが、「知らない」ことについて考える習慣がないため頓珍漢なことになってしまうのではないだろうか。

これは能力問題ではなく習慣の問題だ。賢くない子はどこかでこの「考えればわかる」領域について考えることをやめさせられてしまったのかと思うと、不憫でならない。

  • 専門外のことを「自分の頭で考え」た結果が頓珍漢ムーブだろ

  • あと賢い子って要領良いよね。 勉強に限らず遊びとかでも。 小学校の頃の幼馴染、とにかく地頭がいいヤツいたんだけど、ポケカとかヨーヨーも滅茶苦茶上達早かったんだよな・・・。...

  • 確かに、親や教師のせいでその習慣を身に着けられなかった人もいるかもしれないが、素質的な部分もあるかとも思う。 公立の小中から中3の10月から勉強し始めて偏差値70台の高校に受...

    • 出ました!隙あらば20年前の自慢 公立の小中から中3の10月から勉強し始めて偏差値70台の高校に受かった自分からすると、

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