2024-01-29

子供七五三を迎えてスタジオ写真撮ってもらった。

それで自分七五三はどうだったか思い出した。

いろいろあって親戚の中で可哀想な下っ端扱いされてた母は親戚から子供服のお下がりをもらってた。

もらっていた、というか押し付けられていた。

親戚に会う時は必ずその服を着せられていた。

母も服をもらっていた。いや押し付けられていた。

基本的ブランド物だったので質は悪くないけど趣味が合わないものもあったはず。

そして七五三も「当然うちの子着物を着せるのだな?」という圧力お下がり着物を着せられた。

当時の写真を見ると、似合わない柄の着物を着てつまらなそうな自分がいる。

「好きな色の着物を着てもいいよ」と言われていたら、きっとこんな顔はしていなかったと思う。

親戚は「貧乏母子のためにいいことをしてやった」と思ってると思う。

一応父母の名誉のために言うと、七五三着物を用意できないほど困窮はしていなかったと思う。

他にもいろいろ酷いエピソードはあるけど、母は歯を食いしばって耐えていた。

そのせいか、今も自分は着るものやオシャレに関心があまりない。

最低限の身なりは整えるし普通にトレンドも見るけど、どうしても自分事にならない。

自分が好きな格好をするということに引け目を感じる。

それからいろいろあって母は当時の親戚とキッパリ付き合いを絶っている。

好きにおしゃれしても文句を言われない今の母は楽しそうだ。

出来ることな七五三着物を着ている自分に「人生もっと楽しめるから地元を出るまで頑張れ」と言いに行きたい。

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