バアさんが金曜に死んだため、俺のプレシャスな忌引きのうち2日が土日とかぶって露と消えた
4人の祖父母のうち3人は俺が社会に出る前に死んだため、それよりはいいタイミングだったのだが、とはいえ年末の忙しいときに、あまり休めない形で(…と思うと、ある意味ではよかったのか?)死にやがってよお、という気持ちはある
バアさんは華道をやっていたらしく、らしくっつうか実際その花を見たこともあるんで、確実にやっていたんだけど、そのスジでは結構な実力者だったらしい
芸名みたいなやつ(雅号?)があったり、弟子?みたいなポジションの人から手紙が届いてたりして、へーやるじゃん、と思っていた記憶がある つっても別に業界のトップとかじゃなくて、まあまあその辺にいる野良の武芸者みたいな、そんな感じだったんだと思う
ボケてなくはなかったが、有害なボケ方はしていなかったと思う 総じていい歳の取り方だったかも
水曜に死ね水曜に
間違っても金曜には死ぬんじゃない
ばあさん死んで辛いですって言って追加で休めば