KADOKAWA がX上で騒然となった書籍の発売を中止に(書名はあえて書きません)。発売前の書籍について著者とテーマで問題視して発売中止に追い込むことの是非はもっと議論されるべきとも思うけど、個別ケースの話としては、この迅速な中止判断がある種の答えを出してるのだろうなと思うし、キャンセルカルチャーの話とは切り離して考えた方がいいかなとも思いますね。
(曖昧な書き方になっているのは、風の噂で内情が伝わってきているからです……)
出版業界でいえば「よほどのこと」が起きなければ、ここまで完成してる本を発売中止にするなんてありえないわけで、その「よほどのこと」が何なのかはプレスリリースからは読み取れない。これだと「圧力」があったみたいな陰謀論が加速するし(中止してもこのやり方では、結果として差別扇動は加速する)、そもそもの問題だったSNSマーケのあり方への反省もない。ガバナンスめちゃくちゃで、版元として何重にもやらかしていると思いますね。
https://x.com/tsuda/status/1732033220366241799?s=46
これなに?