■真面目なひとりの男の性の話
身体の関係にいい思い出がない
トラウマに近い
いざそういう時になっても身体が反応しないとか
薬処方して飲んでもらってもだめとか
向こうから誘われて薬何錠も飲んでやっと一回できたと思ったらそれ原因でフラレたとか
そんなんばっか
嬉しいはずなのにツラいもの
したいはずなのにしたくないもの
そんな人生がずっと嫌だった
ずっとしんどかった
旅行した日
那覇で夜のお店に行ってみようと思った
つらいけど憧れはずっとあるからだ
値段とか体型の数字で選ぼうとする自分
どうせうまくいかないから安いとこでとか
どうせなら高いとこで派手に散るかとか
やめよう
そういうのはもういいじゃないか
今までうまく行かなかっただろ
もっと直感を信じよう
会ってみたいと思う人にしよう
だめだったとしても会って投げ銭したと思えばいい
たくさん写真や動画を見た
その中で動きがすごく可愛らしい人がいた
会ってみたいなと思った
予約はしなかった
タイミング悪く埋まっていたらそういう運命だし
空いていたらならそういう運命なのだ
30分後、彼女は空いていた
すごく優しく大事に話しかけてくれた
言動の端々から喜ばそうとしてくれるのを感じた
うれしかった
ずっとほしいのにつらいものだったんだけど
はじめて幸せなものなんだって思えた
この先パートナーができたら幸せな時間をすごせるかもしれないと思えた
なんか、おれはお店に行ったりそういう状況になると女の人を不幸にしてる、ごめんなさいってずっと思っていたけど
「世界は味方」のひとつを体験したと思った
ありがとう
やっとひとつトラウマを乗り越えた気がする
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