日本では、一度キャリアのレールから外れると戻ることのできない社会。
そして選挙に立候補するには、会社を辞めるなどして、そのレールから外れないといけない。
そして会社を辞めて選挙に出て、そして選挙に落ちたらたちまち無職。再就職などとても望めない。
従って、選挙に立候補するのはこういうレールから外れた人しかいない。すなわち社会不適合者だ。
彼らは自分がレールを外れたのは政治のせいで、政治を変えれば自分の人生もうまくいくと思っている。
それで政治家になろうとしている。
しかしそれは政治のせいではなく、ただただ自分のせいだ。自分のせいなのに、それを政治のせいにしている。
こういう社会不適合者しか政治家になれないシステムで、政治や社会が良くなるわけがない。