2023-08-09

ラーメン発見伝すごい

読むのはたぶん3回目だが、やっぱり面白い。以前の2回は、マンガアプリ無料で1日一話ずつちまちま読んだが、今回はKindleで購入して一気読みした。いま朝の5時前だが後悔してない。

客を信用しないところからスタートする芹沢エピソードからスタートし、26巻の最後で、それでも自分と客の味覚を信じ切る主人公芹沢の信念が示される。

もちろん、単なるハッピーエンド大団円でと言うわけではなく、客商売の恐ろしさを警告する千葉一言差しまれることで、それまでの芹沢から発せられてきた数々の教訓がそれもまたやはりラーメンの道の真実であることが理解させられる。ラーメン経営を取り巻くさまざまな想いが、まるで、何回か本編でも取り上げられる、ラーメンスープの重層的な味わいのように感じさせられる。

ラーメンというもの自体定義についても、最終巻において、ラーメンの100年の歩みを紹介しつつ、主人公自身原体験とそこから進化帰結させているのがよい。

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