与党は(正確には内閣だけど)、最低でも月イチで、メディアが身銭を切って世論調査をしてくれる。「この製作が不人気だ」「こういう理由で内閣を支持しない」「◯◯で内閣を支持しない人は全体の何%」とかね。
一方、野党は、せいぜいが政党支持率が報じられるだけで、「立憲のこの政策を支持している人は◯%」とか「この案はめっちゃ不人気です」なんて出てこない。
与党はきちんとしたデータを元に、「この政策は不人気か。やめるか」「この政策はそこまで反発されてないな。続けるか」って事ができる。
野党はそれが出来ない。
ネット記者とかが「これこれ、こういう理由で立憲民主党は支持されないのでは」みたいな記事を出すことはあるが、その根拠となるデータは「記者の肌感覚」や「SNSの調査」くらいで、きちんとした数字は存在しない。
もちろん、すべてが誤りじゃないだろうが、肌感覚なんてかなり周りの人間の意見に左右される。
Twitterでリツイートが数千も行けば、バズってると言われるだろうが、冷静に考えろ。「数千」だぞ。数で言うなら、日本国民全体の0.0001%以下だぞ。もちろん、ネットも出来ない幼児や、寝たきり老人とか除外すると、もうちょっと率は上がるだろうが。
野党はそんなデータを元に対策を立てるから、頓珍漢な方向にばかり行く。
割と真面目に、野党はメディアに「うちが不人気な理由もきちんと世論調査しろ」と言うべきだし、それが通じないなら身銭を切ってギャラップとかに調査を依頼した方がいい。