もう何年もずっと説得しては拒否されてきたことなんだが、今回 GWに顔出して「病院に行くときだけタクシー使うとか、週1だけ車に乗らない日を作るとか、ちょっとずつ運転をしないようにやっていってみないか」という提案をした。
対面で話をしていたときは乗り気ではない様子だったが、自分が帰ってから「免許返納する決心をした」とメールが届いた。
自分のいないところで色々葛藤していたのだろう。運転ができることがまだそこまで老いていないというアイデンティティであることも理解できるしもうちょっと時間がかかると思っていたのでちょっと拍子抜けだった。
逆にこうもあっさり受け入れられると自分のほうが不安になってしまって、これをきっかけに一気に老け込んでしまわないかと心配になってきた。 85過ぎの老人に運転させるのはどう考えてもリスクでしかないので間違いなく良いことではあるのだけど、遠く離れたところに住んで何の世話もしない人間が身勝手な基準で彼の心の拠り所を一つ奪ってしまったのかもしれないという後悔に似た感情にどう対応していいか分からなくなっている。
この件を書いたものだが、父から「知り合いの葬式に行けなくなるからやめるのやめた」って連絡が来て膝から崩れ落ちている 最後の一人になるまで運転し続ける気か
葬式の数が増えるかもしれんなw