友達Aが「俺学生時代、B子に言い寄られてたかもしれん。B子結構そういうさ、男にフラフラ行っちゃうタイプなんだよ」と言っていた。
ちなみにB子は俺ともその友達Aとも共通の友人Cと結婚している。
俺はB子に特に何も思うところが無かったので『つまりこいつはB子が浮気性であることと、自分が学生時代モテていた(と思っている)ことを同時に言いたいんだなぁ』と理解してそんなことはおくびにも出さず「そっすね」と返しておいた。
後日、たまたま学生時代の日記を読み返しているとB子の話が出てきた。
そこにはB子は俺にも言い寄っていたと書いてあった。え!?そうだっけ!!?
俺は何にも覚えていなかったけど、日記の中の当時の俺は学生らしく言い寄られた事実に一喜一憂していた。かわいいね。
つまりB子は浮気性(今思えば学生時代の麻疹みたいなもんだ)だってのは間違いではなかった。
そして同時に友人Aもかなりの勘違い野郎(言い寄られてるのはお前だけではない!)だったのだ。
俺はAとは長い仲だけど、なんだかその勘違いっぷりにちょっとがっかりしてしまった。そもそも10年以上前の話を持ち出すなというところもだし、その勘違いっぷりが年齢にあっていないところもだ。
一回指摘したほうがいいのか、でも俺が言うことでもないし…Aにいい彼女が出来てそこで言ってもらうのが一番なのかも。