2022-12-31

生産性がない」という発言について。

労働生産性を産まない」=国民一人当たりの付加価値を産まない、つまり子どもを産まないこと、子どもを産まないことによって次世代労働力を確保できないこと、それ自体が罪であるという話になる。

この考え方では、本人が働いている、たくさん稼いでいることは問題ではない。(「三代先の分まで稼いでいるから黙れ!」という反論可能かもしれない。)子どもを産まないことで、将来にわたる国の利益を奪っている、怠け者であり未来収奪である、という見解なのだ

国の利益=国内での労働による納税生産を重視する考え方のわけなので、少子化が進むことは全体のパイが減る、致命的な事態だ。これをカバーするには、現状海外から労働力受け入れを進めていくしかない。とすると「生産性がない」発言擁護するには「子どもを産まない、持たない人間は同様に怠け者である」を認め、「怠け者たちのカバーのために海外労働者の積極受け入れを行う」までがセットとなる。

  • でも「子供には未来があるから優しくしましょう」「女性は子供産めるから優しくしましょう」って、結局そういうことでしょ みんな薄々はそういう発想していて、右翼が言った時だけ...

    • ロジックだけで言えば「子どものいない人間は理由を問わず怠け者であり泥棒」になってしまうので、安部元首相や子どものいない保守主義者も同様に「価値がない」となってしまう。 ...

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん