子どものある時期に家のトイレは全て座るように矯正されてはや幾年。
週一回のトイレ掃除だけでトイレに関する不満は全くなく生きてきた。
CMで壁紙に匂いがとか言われても感じたことなかつたし、ウォシュレットを外した跡は悲惨だと聞いておそるおそる外したらホコリが少しくらいしかなく拍子抜けだった。
そんな私に息子ができ、トイレで用を足すまで成長してくれたが、補助便座の装着を毎度待つのが面倒らしく、小は台に上がって立ったままこなすようになった。
まぁトイレ自体を嫌になるよりいいかとそのまま見守っているのだが、これがまぁ精度が低い。
フチに当たるのはもちろん、上げている便座にもかかるし、状態によっては便器外に飛び出すこともある。
その場で飛び散ったりかかったものは拭き取るものの、次回トイレに入るとアンモニア臭がふわりと香ってくる。
なるほど人々が悩んでいるのはこれかと、試しにウォシュレットを外してみると、そこには戦慄が根を張り始めていた。
まさかこんなに顕著に汚れや匂いに悩まされると思っておらず、子のおしりが補助便座なしで落ちないサイズになってきたら座ってもらおうと考えている。
すでに1人で座れる男性諸君は快適なトイレ生活のために座って用を足しましょうね。